私がこの絵本に出会ったのは、大学生になってからでした。私はあまり幼少のころ絵本を読まずに、気がつけば本を読んでいました。そんな私ですが、この絵本には涙していました。あくまが初めてできた友人のために一生懸命がんばるという話です。本当は友人とずっと一緒にいたいと思うけれど友人の祖母を救うために自分の命とひきかえにしてしまう。そのときの友人の気持ちを考えると「裏切られた・・・」とつらい気持ちでいっぱいかもしれませんが、何よりも友人のためを思って自分を犠牲にしている精神に感動してしまいました。「あくな、死なないで!!」なんて心の中で叫んでいる自分がいたり・・・とてもよかったので、ぜひみなさんにも読んでいただきたいです。