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いすが にげた」 みんなの声

いすが にげた 作:森山 京
絵:スズキ コージ
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,430
発行日:2005年08月
ISBN:9784591087756
評価スコア 4.63
評価ランキング 3,543
みんなの声 総数 29
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  • 変な本だと思ったら

    • AAさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子6歳、女の子3歳

    いかにもあやしそうなスズキコージさんのいすの絵で
    「この本は絶対に変な本に違いない。」
    と思いながら読みました。
    次女も、奇妙ないすの絵に怖がり
    「もう読まないで。」
    と言い出しましたが、先が気になりどんどん読んでいきました。

    「あれ、この本もしかして、ちょっといい話・・・。」
    あれだけいすに対して横暴な態度をとっていたおばあさんの回想シーンにドキドキしはじめ、最後はちょっと涙がこみあげてきました。
    大人なら感動してしまう本だと思います。
    いやあ、やられました。

    投稿日:2007/09/03

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  • 戻ってきてくれてよかったなあ

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子14歳、男の子12歳

    「おおきなテーブル」とよく似ています。
    家族の歴史に関わっているのは、生きているのものだけじゃないのですね。

    愛用のものは、自分の心がだんだんと移っていって、自分の分身のような気を許す存在です。
    なんともいえない心地よさがあって、それも年月がそうさせているのだと思います。

    逃げだ出したいすが、おばあさんの元に戻ってきたのは、
    おばあさんの思い出話を聞いて、いすにとっても大事な思い出だと思ったのでしょう。

    スズキさんの絵がぴったりです。

    投稿日:2007/06/17

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  • 結末が好きです

    • イザリウオさん
    • 30代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    「いす」がにげるなんて面白そう〜と手にした絵本。
    パンが逃げる絵本は面白かったけどこれはどうかなと読み進め、後半になって、おばあさんがにげたいすは自分の人生の中にはいつも存在していたことに気づき、いすを旧友のように思うところが、いすの表情といい、とてもほのぼのとした気分にさせてくれました。
    私も常々座り心地の良い、一生使えるいすが欲しいと思っています。このいす、だんなに頼んで作ってもらおうかしら?

    投稿日:2006/12/21

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  • いすの表情に注目してね。

    • かぽちゃんさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子12歳、男の子10歳

    おばあさんの家からいすが逃げ出した。
    『まったくあきれたもんだ。いすのぶんざいで、にげようだなんて』とおばあさんは必死になってどこまでもいすをおいかけます。最初はナンセンスな世界を楽しむ本かと思っていたら、後半はおばあさんの愛情が伝わってきてほんわかします。
    だんだんいすの表情が変わっていくのが面白いです。

    投稿日:2006/11/06

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  • おばあさんにとって、椅子は大切な…

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子10歳、女の子5歳

    イラストがスズキコージさんだったので、従来の森山さんの絵本とはイメージがちょっと違ったイメージでした。
    最初、逃げた椅子を追いかけるおばあさんが、なんだか嫌な人に見えましたが、だんだんおばあさんにとって、逃げ出した椅子がどれだけ大切なものかが分かってきました。
    しいていうなら、とても素敵なお話だっただけに、椅子側の「なぜ」をもう少し形に表して欲しかったです。(同じ場所にずっといたくなかった。では、あそこまで必死に逃げるでしょうか?)
    揚げ足取りはおいておいても、子供達にはぜひ読ませたい作品の1つです。
    「老い」とか、「人生」とか「家族愛」とか、まだまだ現実的に考えなくていい子供達に、純粋に感動してもらえたらいいな。と思います。

    投稿日:2006/05/30

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  • やはり、絵が好きです。

    スズキコージさんの絵の絵本を一度読んでみたかったので、借りてきました。
    絵は、どの絵もどの絵も、迫力があって、味があります。

    おばあさんの、回想するシーン、とてもよかったです。

    いすは、逃げるのに、セリフはなく、そのくせ、感情はあるようです。
    一体、なんで逃げたんでしょう?

    これからは、おばあさんと仲良く暮らしてくれるかな・・

    とても楽しい絵本でした。
    3,4歳から読めると思います。

    投稿日:2006/05/29

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  • 画力が絵本を逞しくしている

    ある日とつぜん椅子が逃げ出し、
    それを追いかけ捕まえたおばあさんが
    ふと椅子と過ごした懐かしい日々を振り返る。

    そんなお話とスズキコージさんの絵が組み合わさると
    あら不思議、とても逞しい絵本になりました。
    絵を読むから絵本と認識させてくれる絵本です。
    お話も心温まる読後感が得られます。

    投稿日:2006/05/12

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  • おどろおどろしいかと思えばしみじみです

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子8歳、男の子6歳

    結構しんみりとしたところもあるお話なのに、スズキコージさんが絵を描いているので、何かとてつもない魔力を持った椅子なのではないか、何かたくらんでいる椅子なのではないかと余計な勘繰りをしてしまいます。
    でも、それがまた楽しくもあるんですけれどね。
    おばあさんのところから逃げ出したけれど、結局は帰ってくる椅子。人と人のつながりだけでなく、長いこと心から付き合っていれば、人と物のつながりも強くなるのです。
    おばあさんと椅子の長い年月を共に過ごしてきた同志のような結びつきが、心に沁みる一冊です。

    投稿日:2006/02/21

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  • 出版社さん、ナンセンスじゃないですよ!

    椅子が逃げる。おばあさんが追いかける。
    それだけが延々と続くのかと思ったら
    おばあさんと椅子の過ごしてきた長い月日が徐々に明かされます。
    その温かく優しく切ないこと…。
    私がしんみりしているのをハテナ顔で息子が見つめています。

    生まれて6年しか経っていないヒヨッコに、この絵本の良さは伝わらなくて当たり前。
    今は「椅子が逃げる面白い話」で結構。
    いつか巣立ちの時がきたらわかると思うよ。

    大切に「今」を過ごそうね。

    投稿日:2005/10/28

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