小学校で読み聞かせのボランティアをしています。
昼休みを利用しての読み聞かせに集まるのは、1年生から3年生くらいが中心です。多少ざわざわした雰囲気の中でも、おはなしの中に引き込まれやすい、魅力的な絵本です。
こどもたち、はじめはだまって絵本に見入っていましたが、おはなし半ばからはあちらこちらから、
「ええ〜っ!」「そんな〜」「うわ〜っまさか!」
と驚きの声をあげはじめ、ざわざわしたり、笑いだしたり。
読み終わってから、裏表紙をみせて、
飯盒に描かれたおじさんからのメッセージを読み上げたときには、
まるで、自分たちがお土産をもらったような顔。
「どんな味がするのかな〜」と、カレーの味に思いをはせているようでした。