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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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王国のない王女のおはなし」 みんなの声

王国のない王女のおはなし 作:アーシュラ・ジョーンズ
絵:サラ・ギブ
訳:石井 睦美
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2011年11月
ISBN:9784776404897
評価スコア 4.38
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みんなの声 総数 15
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  • 赤いタイツのシンデレラ

     王国のない王女、というキャラがおもしろいなと思いました。本当の王女なのか、それとも王女願望の強い普通の女性なのか、、、いずれにしても、王女のたくましさ、したたかさに、パワーを感じました。

     ガラスの靴、ならぬ赤いタイツのシンデレラストーリー?かなとほほえましくなりました。でも、赤いタイツって、かなりビミョーですが、、、。

     繊細できれいな絵に見入ってしまいました。影絵もカラーの絵も、とてもすてきです。

    投稿日:2012/02/06

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  • 表紙とタイトルを見た時から、高級チョコレートの予感がしたのですが、本を開いたら、その世界にどっぷりとつかってしまいました。
    「王国のない王女」という設定からして素晴らしい。
    自分の国を持ってなくても、その名もプリンセスという王女なのです。
    貧しくても気高い心と優しさ、そしてとても行動的で前向き。
    愛馬プリティとのとても愛らしい暮らし。
    王子様たちを魅了し、あまりに馬鹿げた取り合いと、お菓子の投げ合いに呆れ果てて、城から抜け出したプリンセス。
    「君の目指す王国は僕のハートだよ」という道化師と見事にゴールイン。
    たまりませんね。

    ストーリーだけでなく、絵の素晴らしさにも圧倒されました。
    切り絵で、影と光の舞台を絶妙に組み合わせているところは、まさに高級アソート。
    見ても食べてもおいしい高級洋菓子の世界です。
    シルエットが見事、シルエットに対比させた登場人物の描き方が見事、道化師からプレゼントされた赤いタイツの描き方が見事。
    かつ、とても緻密な絵の構造と、パノラマ的舞台配置。
    隅々まで楽しくて、読み返しても飽きません。

    ストーリーや絵だけではなく、文章がとても上品。
    とても高級感がある文章でした。
    石井睦美さんの文章表現が、翻訳もの特有の違和感を持っていません。

    たまらない一冊でした。

    投稿日:2012/02/03

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  • 藤城さんみたいな影絵が素敵!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    サラ・ギブの絵がとっても幻想的で素敵です!
    絶対うちの下の子の好みの絵本だ!”と、思って図書館で見つけて借りてきました。
    最近に出版された作品です。
    全てではないのですが、あちこちに影絵で表現している部分があり、まるで藤城清治さんの絵みたいな絵だな〜と、思いました。
    (もちろん絵の質は全然違いますが、細かく丁寧な作品で、とても美しい影絵を描かれるところがにてます)

    お話は一種のシンデレラストーリーですが、主人公の王女は品があって美しいのに、旅回りの王女でお金がないからものすごく何でも自分でできるたくましさがあるし、
    最終的にはいろいろなお金持ちの王子や公爵の息子が登場するので、そういう人たちと結婚すると思いきや、異色な真打の「王子」がラストをかっさらっていくし……。
    なかなか今までにない楽しさのあるお話でした。
    お話は小学校高学年くらいから中高生にの女の子で、きれいな絵や細かい絵が好きな人に特にお薦めです。

    投稿日:2011/12/17

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  • 美しい絵に感動します。

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、女の子0歳

    絵本ナビのエディターズピックアップで知り、
    絵本の題名に惹かれて図書館で借りてきました。

    まず、表紙の絵も、中の各ページも、
    絵がとっても素敵です!
    全ページ、細かいところまで可愛く仕上がっていて、
    文章がなくてもこの絵だけでも美術作品のようです。

    一方ストーリーの方はというと、
    「王国のない王女って?!」と、最初は興味シンシン。
    でもすぐに、読んでそのまま、
    本当に王国のない王女なのだということが分かります。

    王国を探してさすらう王女様は、
    とっても美しいけれど、なにせお金がないので、
    いろんなものを運んで小銭を稼いでいます。
    肉体労働をする王女様というのがとっても新鮮です。

    そして貧しいけどとびきり美人なプリンセス、
    美しさが各王子様たちの目にとまり、
    彼女をめぐってなぜかパイ投げをするはめになるシーン、
    5歳の息子は大ウケでした!

    でも食べものを粗末にするのが大嫌いなプリンセス。
    男達を放って出て行きます。
    このあたり、庶民派のプリンセスにとっても共感!

    エンドは意外な展開でしたが、
    荷馬車に揺れる子供たちと子馬のすがたの絵に
    なんだかジーンときました。

    投稿日:2011/12/19

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  • 美しい絵本

    大人になってもお姫様ものに心が躍るという方にお勧めしたい絵本です。

    私も未だにお姫様好きで、絵本ナビで目にした時から読みたいと思っていました。

    手にしてみて影絵というのか?絵が繊細でとてもきれい。美しい絵本が好きという方にもお勧めしたいです。

    昔話だと、お姫様は王子様との出会いを待つという感じなのですが、こちらはほしいものは自分から出かけて行くというのが現代的に感じました。

    本質を知っている、本物がわかるという点ではアンデルセンの『豆の上に寝たお姫様』がペースにあるのかな?とも思いました。

    もし、私に娘がいたら親子で「この絵本きれいよね」と盛り上がって話ができそうです。

    投稿日:2011/12/08

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