安全でクリーンなエネルギーとずっと言われ続けた原発。その安全神話も、今年の原発事故で崩れ去りました。
でも、原発が安全と信じていたのかどうか?というと、うっすらではあるにしても放射能は危険であることは私もわかっていたはずだったのです。
事故が起こるまでは、そのことに目を向けなかったこととを痛切に反省しています。
原発が推進されてきたのは地震の停滞期で、今は活動期になったこと、また40年以上経っている原発もあること、廃棄物の処理が決まっていないこと、除染が始まったものの除染しても線量が下がらない地区があること、何をどう考えても、原発は安全であるとは思えないのです。
この本は、子ども向けです。もちろんこれからの子どもは原発や放射能に対して正しい知識を持つべきです。
そうであったにしても、大人がまず原発のことを正しく理解しなくってはいけないと思います。
先送りして子どもに負の遺産を押し付けることがないように、大人としてもっと原発のことを正しく知りたいと思っています。
まず大人が先に読んでほしい本です。