図書館で本を選んでいる時、可愛い表紙につられて借りてきました。
娘に読み聞かせていたのですが・・・想像していた内容と違う悲しい展開に途中から泣いてしまい、全く読めなくなってしまいました。
同じ様に、数年前に突然病気で逝ってしまった愛犬。
ぼくの「ごめんね、ごめんね」という言葉の一言一言・グーの様子が当時の自分と重なって、いつのまにか自分が「ぼく」になっていました。
何年経っても愛犬との別れはせつなく、まだ心の奥では立ち直れていない自分に気付きました。
長男は生まれた頃から愛犬と一緒に過ごしたので、この本を読んだらきっと号泣することでしょう。
悲しいけど、生きていればいつか必ず死がやってくる・・
そんな現実を、優しい表現で教えてくれる本だと思います。
死をまだ理解できない子供達に、そして、楽しい愛犬との日々を忘れられない私に・・
我が家の本棚に新しく迎え入れたいと思います。