味のある可愛らしい絵ですよね。
文章も簡潔にまとめられていて読みやすいです。
ただ、桃が川から流れてくる描写が、「どんぶらこ どんぶらこ」ではなく、
「つんぶら つんぶら」になっていたり、結末も自分が覚えていた内容と
微妙に違っていたりして、かなり違和感がありました。
個人的には「どんぶらこ」で馴染んでいますが、気になって調べてみたところ、
絵本によっては、「つんぶくかんぶく」「どんぶらこっこ すっこっこ」や
「つんぶらこ」だったりすることを知り、目からウロコでした!
桃が流れてくる描写だけでもいろんな表現方法がある日本の昔話って
奥が深いな〜と思わされました。
これを機に、いろんな「ももたろう」の絵本を読み比べてみるのも
楽しいかもしれません。