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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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ピーターのいす」 みんなの声

ピーターのいす 作・絵:エズラ・ジャック・キーツ
訳:木島 始
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1969年10月
ISBN:9784033280608
評価スコア 4.64
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みんなの声 総数 65
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65件見つかりました

  • きれいな色彩、子供が静かに共感

    • アニタさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子7歳、女の子3歳

    はじめて読んだキーツさんの絵本。
    娘も息子も大好きです。

    始めに、つみきのビルが「いっぺんにぶっこわれた」
    このフレーズにくると息子は必ず笑います。

    部屋のカーテンや壁紙がとても美しいコラージュで表現。
    はっきりした色彩でいいですね。

    家にある自分が使っていた家具が全部生まれたばかりの妹のためにピンクに塗られていくのを見て、ピーターが犬のウィリーと一緒に家出をします。
    それが家の前というのが可愛らしい。

    家に戻って、カーテンの後ろにかくれんぼのふりをして靴だけ置いておきます。
    そして、おかあさんに「こっちだよ」と驚かせます。
    この場面は子供たちが大好きです。

    最後にピーターはお父さんと一緒にイスを妹のためにピンクに縫って上げます。


    お兄ちゃんになってあせってから、気持ちよく妹に譲ってあげる過程をテンポよく美しく描かれています。
    小学1年生での読みきかせでも、子供たちは真剣に聞き入ってくれました。

    私も大好きな本なので、図書館で読んだあとに購入しました。

    投稿日:2006/12/18

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  • 微笑ましい やきもち

    うちは、5歳の息子独りで、兄弟はいませんが、その子も、私がよその小さい子を抱っこしていたり、保育園の他の子と仲良くおしゃべりしていると、ものすごく怒ります。
    他の子に、”おふる”を目の前であげようものなら、奪い返してきたり、泣き叫んだり・・・

    そんなわけで、この本は、とっても微笑ましく読みました。

    ピーターは、自分のものが、自分のものでなくなることが、納得できないんでしょうね。
    いすに座ってみると、お尻が入らない・・それでも、『ぼくのものだ』と思ったと思います。
    彼を素直にしたのは、『愛情』。
    寂しかったんでしょうね。
    自分に注目して欲しかったのでしょうね。

    大人の世界でも、心がかたくなに閉ざされたとき、素直になるきっかけは、『愛情』だったりします。

    うちの子が、私にやきもちを焼くのも、愛情不足??
    今のうち、たくさん甘えさせてあげたいな。。と感じました。

    投稿日:2006/12/18

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  • おにいちゃんになるための道

    • MAYUMIさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子22歳、女の子20歳、女の子18歳

     やっている事は今までと全く変わっていないのに、
    積木で大きな音をたてると、
    「あかちゃんがいるから、静かにしてね。」と言われるし、
    今まで自分が使っていた青色のベッドは、ピンクに塗り替えられるし、
    食堂のいすも、塗り替えられそうになるし・・・・。
    おもしろくピーターの気持ちがよく伝わってきます。
    大人にしてみれば、当たり前の事だけど、
    子どもにしてみれば、天地が引っ繰り返るくらいの気持ちなのでしょう。
    妹を素直に受け入れられるようになるまでの、ピーターの心の揺れがよく伝わってきます。
    おにいちゃん・おねえちゃんになる為に、誰もがとおる道ですね。

    投稿日:2006/11/14

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  • おにいちゃん。

    妹ができたピーターのお家は、今まで水色だったベビー用品が、ピンクに塗り替えられていきます。妹ちゃんの身の回りのものがとてもかわいらしくて、うちにも欲しくなっちゃうほどでした。
    ピーターとお母さんのかくれんぼ、私もピーターにまんまと引っかかってしまったので、楽しかったです。続編が3冊あるようなので、要チェック、と思っています。

    投稿日:2006/08/09

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  • ものを大切に

     うちの子供は、ピーターのシリーズが大好きです。
     ピーターと自分を重ねて読んでいるのかもしれません。
     絵も、子供が見入るような絵だし、ストーリーの展開も好きです。
     妹はかわいいけれど・・・妹に注目が行ってしまいそうな不安・・・自分のものが妹のものになることで、自分に対しての愛情までも取られてしまいそうな不安・・・そんな思いを凝縮した絵本ですね。

     それに、普段は、いらなくなったものはすぐ捨ててしまう今の時代ですが、ピーターのつかっていたイスを妹のためにピンク色に塗りなおして使うという、話の内容も現代の子供にとって
    ものを大切にすることを教えてくれてるのかもしれません。 

    投稿日:2006/07/26

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  • シブくて美しい絵本!オススメ〜!!

    • 洋梨さん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子4歳

    「ゆきのひ」で有名なキーツの絵本。
    早く読みたくて読みたくて、ウズウズしてました(笑)。
    娘も4歳すぎて、そろそろいいかしら?と思い、
    手にとってみると、、、ビンゴ!食いついてきました〜〜!

    絵本と出会うタイミングって大事ですよね。
    皆さんも、じっくり考慮して、読み聞かせしてみて下さい。
    タイミングさえあえば、絶対にハマる作品です!!

    エリック・カールなどと比較すると、どうしても
    「地味?」に見えるキーツの絵本ですが、、、
    シブくて、美しい、と言えばいいのでしょうか?
    とっても素敵な、貼り絵の世界ですヨ!オススメです。

    ピーターに妹が生まれ、ピーターのいすやベッドが
    どんどん「妹仕様」にリメイクされていきます。
    私自身も長女で、妹がおりますので、ピーターの気持ち、
    とってもよく分かります。複雑な気持ちになりますよね。

    そのまま使わず、女の子だからとピンクのペンキを塗る
    お父さんが素敵です。アメリカらしいですよね。
    (日本では、ここまでしませんよね〜)

    娘がお気に入りのページは、「カーテンにかくれんぼ」
    のページ。ココ、サイコーです!
    めくるたび、ギャハハハハハハハハ!!です。
    何度も読んで、分かっていても、その都度大笑いしてます。

    シリーズになってますので、ウチはこれから制覇することに
    なると思います(笑)。

    投稿日:2006/06/20

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  • 大きくなっているね

    市の図書館のおすすめであがっていて、気になっていました。
    コラージュがレースだったりするのが素敵な絵本です。

    息子はまだ一人っ子。今すごく兄弟がほしいようです。
    なのである意味兄弟ほしい病を刺激してしまいました(笑)。

    兄弟ができたとき、息子がこんなふうに我慢しないように、お兄ちゃんの気持ちをわかってあげられる母親になりたいなあと思いました。
    そして息子もピータのように大きくなったことに気付き、それに喜びを感じてくれればいいなあと思いました。

    投稿日:2006/06/15

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  • お兄ちゃん心を捉える

    • 花ぶらんこさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 男の子11歳、女の子8歳

    今まで自分だけだった物が次から次へと、新しくできた妹の物になって行く。
    そりゃ面白くないですよね。
    おまけに勝手にピンク色に、塗り替えられてしまったら。
    ピーターの家出はかなり可愛いものでしたが
    すんなり帰れないのも分かるし。
    かくれんぼには私もやられました!お上手、ピーター。

    我が家も下ができた時は、かなり気を遣いました。
    お兄ちゃんを傷つけないように。
    でもどこかでやっぱり我慢させてしまったり。

    家出のパートナーの犬のウィリーもなかなかのもの。
    この絵本のスパイス役をこなしています。
    ところどころのコラージュも美しくて。
    綺麗にまとまった絵本です。

    投稿日:2006/05/16

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  • 第一印象で敬遠しないでね

    • ぼのさん
    • 40代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子12歳、女の子10歳、女の子5歳

    何となく、地味な印象で、手にしたことがなかった絵本。

    でも、先日、偶然同じ作者の『ゆきのひ』を手に入れたことを、日記(ブログ)に書いたら、どなたかが、「『ピーターのいす』もいいですよね?!」とコメントをくださったんです。
    その少し前に読んだ、松井るり子さんの『ごたごた絵本箱」という本の中でも、この絵本が絶賛されていて、気になっていただけに、とっても読んでみたくなりました。

    きっと、表紙の男の子が、後ろ向きで腕くみなんかしてたから、地味な印象を受けたんでしょうね。
    開いてみたら、明るい色使いが、ぱあっと目に飛び込んできて、しかも、おしゃれなコラージュが、ところどころに使われていて、第一印象はあてにならないなあ、と苦笑しました。

    妹が生まれ、お兄ちゃんになったピーター。
    ひとりでいい子に遊んでいたのに、「しいーっ」なんて言われて、おまけに、おかあさんも、おとうさんも、赤ちゃんのことで大忙し。
    ぼくのだったはずの、ゆりかごも、食堂いすも、ベッドもみんなピンクに塗られ・・・???

    突然妹が生まれて、お兄ちゃんにならざるを得なくなったピーターの複雑な心境が、すご〜くよく現れていて、共感できます。
    自分で、自分の成長に気がついたピーター。
    おかあさんをまんまとだます辺りも、痛快です。
    もちろん、ラストが最高にいいです♪

    ちょうど、さっきまでかくれんぼをしていた我が家では、ピーターの1枚上手な隠れ方に拍手(笑)。
    息子の成長を、そっと見守る両親もステキです♪

    私のように、見た目で敬遠しないで、ぜひ、多くの方に読んでほしい、ステキな絵本でしたよ。

    投稿日:2006/05/16

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  • 子供らしい素直な感情表現。

    兄弟ができる時だれでもこんな風になるのでは?
    我が子たちはピーターの家出するところに興味津々でした。
    娘は「お家のすぐ近くに家出してよかったよね。」とピーターを心配していました。
    息子は家に戻ってお家で隠れるピーターを「ピーターかくれんぼすごく上手だよ!」と。
    私もそう思いました。カーテンの下にくつをおいて,で別のたんすの後ろに隠れていたのです!この部分はとても面白い。
    読み終わると暖かい気持ちになります。

    投稿日:2006/04/18

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