1970年の初版で、165万部を誇るミリオンセラーの絵本です。
まず、いわさき ちひろさんの絵が良いです。
暖かみがある色調で、輪郭がはっきりしていないのですが、それがまた魅力になっています。
この画法が、お風呂のイメージとピッタリしています。
アヒルさんが最初にお風呂にはいって、子供が一生懸命急いで服を脱ぐのですが、その様子はまさに夢中になっている様がうかがえます。
こんな描き方をされると、お風呂嫌いなお子さんも喜んでお風呂に入るのではないでしょうか?
リズミカルな松谷さんの文章と相まって、小さいお子さんにオススメ出来る絵本です。
因みに、最後のキューピーさんですが、我家では「頭洗って鉄腕アトム」でした。