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絵本 地獄」 みんなの声

絵本 地獄 監修:宮 次男
構成:白仁 成昭 中村 真男
装幀:貝原 浩
レイアウト:貝原 浩
出版社:風濤社
税込価格:\1,760
発行日:1980年08月
ISBN:9784892190957
評価スコア 4.18
評価ランキング 25,181
みんなの声 総数 33
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33件見つかりました

  • もう少し大きくなってから

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子4歳

    子どもたちに寝る前に読もうと思い、開いたら、
    想像以上の怖さ、リアルさに、
    子どもたちの悪夢になると本能でページを閉じ、
    4歳児は「見ない方がいい」と言われると余計に気になるのか
    何度か開こうとしていましたが
    ちらっと見た絵が怖かったのか、
    もう自分から開こうとはしていませんでした。

    次の日の昼間に一人で読みましたが、
    ただの怖い絵ではなく、
    お話もわかりやすく、
    子どもたちがもう少し大きくなってから
    昼間に読もうと思いました。

    投稿日:2019/10/22

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  • 怖さを学び、時代を知る

    まだうちの子は2歳だし鬼やお化けが怖いため、これを読んで怖がりを助長したら大変なので、小学校くらいに触れて欲しい絵本です。
    でも親で大人の私も怖いので、家には置きたくないな。。なかんじです。
    私も小さい頃、小学校の図書館でみつけ、怖いけど見てみたい、そんな年頃でもあり、読みました。
    悪いことしたら死んだあとにこんな怖いことを永遠にされ続けるのか!と驚愕しましたし、悪いことしたらいけないなと思うようになったので、やんちゃなお子さんに向いてます。
    仏教の考え方も子供心に垣間見れるし、大人はその考え方を諭した時代を想像できるので、面白いと思う方には面白いです。
    とにかく皆痛そうで苦しそうで、今平穏に暮らすありがたみも感じられたりします。

    投稿日:2019/10/19

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  • 全ての人に

    子どもに読みながら、私の胸にも大きく突き刺さった。
    怖ろしい地獄に怯える子供の横で、半生を振り返っている自分がいた。
    いつの世も、どんな人も、人らしく、心美しく生きることの大切さ、命の有難さをこの本が教えてくれる。すべての人に読んでほしい。

    投稿日:2019/10/18

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  • 尊い命のゆくえ

    とても衝撃的な絵本でした。
    大人になった私でさえ、怖く、かまゆで地獄や針地獄に行かねばならないようなことはなかったかな…。おじぞうさまに救っていただけるような、良い行いをしてきたかな…。なんて、我が身を振り返ってしまいました。幼い子どもたちには、少しショッキングかもしれません。
    けれど、この絵本を、すべての子供達が、幼い日に、大好きな人から、愛情を持って読んでもらえたなら、この世界は平和になるだろうなぁと思いました。死を恐れ命を尊び大切にすること。それは、この絵本を読めば、子どもたちの心に、しっかりと刻まれることと思います。
    命を軽んじる今の世の中にこそ必要な、良い絵本だと思います。
    ただ、生きたくても生きられなかった、大人に手をかけられてしまった子どもたちが大勢いる今の世に、さいの河原は悲しすぎて…。心が痛くなりました。この部分は、私は、子どもたちには読みたくないなと思いました。
    さいの河原をなくす努力をしなければ。大人にこそ必要な絵本なのではないかと思います。

    投稿日:2019/10/07

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  • 歴史的な資料、絵画として貴重なものなのだと思います。
    また、「子どもたちよ、いのちをそまつにするなよ!」のくだりでは、作者(編集者?)の熱い思いを感じます。それでも星2つにしたのは、
    @私が怖くて読みたくない
    A「命を大切に」と説くより、「あなたが大切」と抱きしめることの方が、ずっと子供は自分自身を大切にできるから
    です。

    作中で鬼が罪人にしていることは、現実世界で人間が人間に対してしてきたこと(していること)と重なるものがあります。子供に対する虐待事件で、釜茹でとまではいかなくても、熱湯をかけて火傷させる事件は1件や2件ではありません。殺人事件で、刃物で何十か所も刺された、血の海だった、という事件はこれまで何度も起きています。国際的に大きな注目を集めた、サウジアラビア人記者の殺害についても、生きている状態で身体の一部を切断されていたと報じられています。ISに至っては火刑、斬首の動画をネット上にあげていましたね。地獄とどこが違うのでしょうか。
    また、日本兵として戦地に行った方の話と、なまなましく重なるところもありました。

    この本の怖さは、お化けが出てきて怖い本とは、全く質が異なります。
    一般人の日常では、凄惨な事件の現場がそのままニュースで流れることはなく、被害者の遺体やけがの状況も映像として見ることはありません。子供に見せたいと思う親もほとんどいないでしょう。
    ところがこの絵本は、現実世界で覆い隠されている部分を、あからさまに見せていることろがあります。もちろんそういう作品は映像、書籍など数多くありますし、悪だとも思いませんが、だいたい大人向けです。

    「この世の地獄」という言い回しがありますが、むしろこの世の酷いものを映す鏡が、地獄絵図のように思いました。
    この本に関しては、人間の真実の一部・・・残虐性・・・が伝わってきて、怖いです。

    投稿日:2019/10/09

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  • 思い出の一冊

    本作では子供達に死の怖さ、命の尊さ、重さについてを、主人公が地獄に落とされるという形で、わかりやすいように語っています。
    私は自分なりの死生観というものをこの本で考え始めました。
    このレビューを書くに当たって、久しぶりにもう一度読み直しましたが、印象的な文字の置き方や、子供に少し刺激が強いのではないか、と思わせるような絵図をそのまま載せており、死という大きな問題から逃げるのではなくしっかり伝えている点など、この本が不朽の名作と言われ何回も刷られているのも納得がいきました。
    是非お勧めしたい一冊です。

    投稿日:2019/10/09

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  • 懐かしい

    本屋さんで手にとって思い出しました!これ、私が小さい時に読んだことがあります。懐かしい気持ちで購入しました。
    5歳の娘に読んだのですが、とても怖かった様子。そのくせ「また読んで」と持ってくるので不思議。何かひきつける力がある絵本なのでしょうね。こういう絵本も必要だなと思いました。

    投稿日:2016/12/24

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  • 民俗学的に貴重な資料である。

    安房のお寺に伝わる地獄絵図です。
    地獄でこんな目に遭うのなら絶対悪いことをしてはいけないなと大人でも思うほどの恐怖を味わえました。
    地獄に落ちるような悪いことというのは、強盗殺人とか放火殺人とかそういうことですよね。だからこの絵本はしつけに使うようなものではない気がします。だって子どもが地獄に落ちるような悪いことをできるはずもありません。親にちょっとウソをついたりするくらいで地獄に落ちていたら、世の中の人、ほぼ全員地獄行きです。
    親より早く死んだことで地獄に落ちた子どもがいましたが、あまりにかわいそうでした。命を軽視したわけではなく、不慮の事故かもしれないです。
    ならばなんのための絵本なのか。個人的には、これは民俗学的にも宗教学的にも貴重な資料だと解釈します。日本人はそうやって生きてきたのだなあと思うのです。刑法などない時代に、和を重んじ、平和に暮らす努力をしてきたのです。
    5歳の息子には、「昔の人は、悪いことをすると地獄に落ちると信じていて、地獄とはこういうものだと思われていた」という前置きをして、資料として読み聞かせました。もしかしてトラウマになって、夜眠れなくなるのではと不安もありましたが、なぜでしょう。あまり怖がりません。
    「じごくのラーメンや」とか「じごくのサラリーマン」とか、地獄が舞台の様々な絵本を読んできましたが、そういう楽しい地獄絵本と差を感じることなくすんなり受け入れています。
    大人の私のほうが怖く感じています。
    今回は図書館で借りましたが、怖くて自宅に置いておきたくありません。購入はできません。すみません。でも時々資料として借りてこようと思います。

    投稿日:2016/01/21

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  • 昼間に読んでよかった。

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、女の子3歳

    8歳の息子が小学校の図書室から借りて来ました。

    確か数年前にすっごく話題になった一冊で、
    タイトルと表紙の恐ろしげな絵には記憶があった私。

    話題の本を借りてくるなんてなかなかヤルな、と思いながら
    一緒に読みましたが、
    ものすごく、リアル・・・。

    地獄に行ったオトコが、生前の善行で情状酌量の余地を認められ、
    なんとか戻ってくるという体験談になってますが、
    地獄に落とされた人々の叫びや、
    地獄の説明なんかが、本当にとってもリアル。

    この絵本はノンフィクションなんじゃないかと、
    思わず大人の私でもゾッとしてしまうほどです。

    ただ、悪いことも見られてるけど、
    いいことも、見られてるんだよ、というメッセージも伝わってきて、
    全部が全部、マイナスの地獄方向への矢印ではないのが、
    とっても救われます。

    ちょっと長いお話でしたが、かなり引き込まれるように
    一気に読んでしまった私と息子。
    是非小学生のみなさんにオススメしたいと思います。
    でも、寝る前は、やめたほうがいいよ。
    私と息子は読んだのが昼間でよかったと思いました。

    投稿日:2015/06/16

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  • これは怖いです

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    地獄の絵本。
    興味を持って読んでみましたが、これは怖いですね。思った以上の怖さで子供たちに読むのはやめておきました。読むにしてももっと大きくなって確実に本の内容を理解できるようになってからかな…。絵が本当に迫力です。
    大人の私ですが、悪いことはしないようにしようと思ってしまいます。

    投稿日:2015/04/19

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