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魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園」 みんなの声

魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園 作・絵:クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳:村上 春樹
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2005年09月
ISBN:9784751522806
評価スコア 4.3
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みんなの声 総数 22
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22件見つかりました

  • 思いの外、大うけ!?

    • ねがいさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子7歳、男の子3歳

    図書館に行くたびに気になっていた「魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園」。
    オールズバーグの絵は好きなのですが、どこか不気味な雰囲気に、腰が引けて
    なかなか借りるまで至りませんでした。

    この絵本を自分で黙読した時は、「ん?」と腑に落ちなかったのですが、
    2度目で「ああ!」。
    オチが良いです!
    そこを娘がどう捉えるかも楽しみにしながら、一緒に読みました。

    絵は美しいけれど、そんなに面白おかしい話でもないかなと思っていたら、
    思いの外、大うけ。
    犬のフリッツが何にでも噛みつくところがおかしかったようです。
    何歳になっても単純だな〜なんて、あきれつつも嬉しかったり。

    そして最後の最後。
    娘は「やっぱり魔法だったんだ〜」とすごく嬉しそうな顔をしていました。
    私は最初、反対のとらえ方をしていたので、そうなのかとちょっとビックリ。
    ここで素直に魔法と見ることができなかった自分って、どっぷり大人の考え方
    なのかな〜としみじみ思いました。

    読んでいて、導入部分が少しややこしいなと感じましたが、全体的には
    すごく楽しめました。

    投稿日:2008/08/25

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  • ゾクゾクっとする

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    モノトーンで描かれたこの絵本は、一枚一枚の絵の精密さも心を奪われますが、緊張感たっぷりで最後まで謎だらけで、呼吸するのも忘れてしまうほど、じっくりと読んでしまいました
    作者は芸術家で、絵画や彫刻の作品が美術館で展示されているほどの方なので、1枚の絵に見入ってしまうのも仕方ないかな・・・
    その絵の精密さが、余計謎めいてすっかり読者を絵本の世界に引きずりこんでしまうような気がします
    最後の最後に、やっぱりアヒルにされていたんじゃないかな・・・と本気で思っちゃいますよ

    投稿日:2008/05/14

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  • 不思議な余韻が後を引きますね

    • doruさん
    • 40代
    • その他の方
    • 兵庫県
    • 姪7歳

    噛み癖のある犬を、あずかった少年の1日を書いています。犬ははいってはいけないという庭園にはいって追っかける少年、白と黒の庭園などの描写が少しだけ好奇心と恐怖を感じさせられます。姪っ子はまだ自分で読むのは早かったようなので、私が代わりに全部読んであげました。一人で読めるようになるにはまだ少し時間がいりそうです。
    そしてラストがいいですね。どっちかなぁ。魔術師だったのかなぁ。そうじゃなかったのかなぁと不思議な余韻が後を引きますね。良質の絵本だと思います。

    投稿日:2008/01/26

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  • モノクロの絵が絶品

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    オールズバーグの初の絵本で、1979年の作品です。
    何と言っても、そのモノクロの絵に圧倒されました。
    その精緻な絵は、実写と言っても過言ではないくらいのもので、今回の作品はその独特な雰囲気に呑み込まれそうになってしまいます。

    お話は、噛み癖のある犬を一日主人公のアランが世話をするところから始まります。
    散歩の途中で、「犬を庭園の中に入れてはいけません」との立札のあったアブドゥル・カザツィの庭園に犬が走っていってしまいます。
    犬は、アヒルに変えられてしまったらしいのですが・・・。

    最後にどんでん返しがあるのですが、皆さんの書評にもあるとおり読み終えたときに、底知れぬ恐ろしさを感じさせられる余韻が残りました。

    果たして対象年齢として、子供をいれることが出来るのかどうか悩める作品で、大人の絵本とも言えると思います。

    投稿日:2007/12/31

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  • 犬を庭園の中に入れてはいけません

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子14歳、男の子11歳

    題名から一気に不可思議な世界の始まりを予感させます。
    白黒の絵がまた、雰囲気を盛り立てています。
    噛み付き癖のある犬のフリッツの世話を頼まれたアラン少年。
    犬の散歩の途中に、「犬を庭園の中に入れてはいけません」とある看板を見つけるも、
    フリッツはアランを振り切って庭園の中へ。
    踏んだり蹴ったりのアラン少年の運命。
    アラン少年と一緒にドキドキしてしまいました。
    最後はオチと言うより、え?どういうこと????
    ラストの味わいはやはり、相当高度ですね。
    実はへんみまさなおさんの訳でも出版されていて、
    微妙に雰囲気が違うのです。
    中でも重要であろう、見失ったフリッツとアラン少年が再会するシーンも、
    全然違う訳出。
    原書で読んで調べてみたくなりました。

    投稿日:2007/10/01

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  • 子ども向け推理映画のよう・・

    • とむままさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 男の子10歳、女の子8歳

    オールスバーグという作者を意識せずに秋の読書週間に読む本を調べていて興味をもった本です。

    この雰囲気の本は近くの本屋ではなかなか手にはいらない・・と思い絵本ナビで購入しました。
    3日・4日?で届きましたよ。早くてびっくり。ありがとうございました。


    さて・・買ってみての感想は、そう・・オールスバーグと分かり白黒の細かい絵のような写真のような現実のような不思議な世界に浸りました。


    絶対に何があっても犬をいれてはいけない庭園の中に、ミス・へスターから預かっている犬のフリッツを入れてしまったアラン・ミッツ。

    フリッツを追いかけて庭園の中に入り込み、魔術師ガザツィさんに会うのです。

    大事なフリッツを魔法であひるに変えられてしまったとそしてそのあひるがどこかへ逃げてしまったと凄く心を痛めるアラン・ミッツですが・・・

    その後は2重のどんでん返しがまっていてちょっとした推理映画のような楽しさです。

    オールスバーグさんの作品の中でこの本は低学年でも読みこなせる1冊だと思います。

    投稿日:2007/09/12

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  • 一体何者?ガサツィさん

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子16歳、女の子14歳、女の子12歳

    「まさ夢いちじく」でオールスバーグのファンになり、私にとって2作目です。

    噛むのが大好きないたずら犬、フリッツのお世話を頼まれたアランは、午後のお散歩に出かけます。そこでフリッツが飛び込んでいってしまったのは、「犬を庭園に入れてはいけません」と立て札のある魔術師アブドゥル・ガサツィさんのお庭。
    アランは必死でフリッツを探し回りますが…

    お話しを追っていくと、なぁんだそうかと思ったら、そこはやはりオールスバーグ、どんでん返し。
    不思議な余韻を残して物語は終わります。

    それにしても、今回も挿絵に感心してしまいました。
    白黒の世界なのに、こんなにも光を感じ、奥行きを感じることができるとは!
    また葉巻を燻らせる魔術師の不気味なこと。息遣いまで聞こえてきそう。
    是非ご覧あれ。

    投稿日:2007/06/20

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  • 底知れぬ錯覚

    オールスバーグの作品はこのモノトーンカラーの中に
    隠された何かを感じる錯覚が特徴ですね。
    お話自体はわりと平坦な感じがしますが、いつもおわりかたが
    底知れぬ恐怖感というか、何とも言い表せない錯覚に陥ってしまいます。
    この魅了は何なのでしょうね?

    どんどん吸い込まれていく、この不思議な感覚は
    良いんで観なくちゃ経験できません。
    是非、手に取って感じて欲しいな!

    投稿日:2007/05/07

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  • 魔術師の庭に行ってみたいな

    見た目はこわいけれど、どこかユーモラスな魔術師の庭に迷い込んだ犬が、アヒルに変えられてしまうお話です。白と黒だけの絵ですが、葉っぱの一枚一枚、芝生の一本一本まで細かく描かれていてひきこまれてしまいます。最後のページの星空は、特に素敵です。表紙に描かれている楽しそうな庭になら「魔術師がいても行ってみたいね」と子供と話しています。文章も気持ちよく読め、さすが村上春樹さんと思いました。

    投稿日:2006/12/26

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  • 表紙のお庭に魅せられました。

    • 梨華さん
    • 30代
    • その他の方
    • 北海道

    この表紙の庭園のイラストが、昔、祖父が庭造りが好きな人だった事を思い出し、きっとお庭の素敵な様子が拝見出来るお話だと思って手に取らせて頂きました。
    ですが、お話の主人公は責任感の強い少年アランとわんぱく三昧の困ったちゃんのブルテリアのフリッツの1日を物語としたものでした。
    以前、ブルテリアって人気が出た事がありましたよね。
     この犬は、元々は、狩猟用で気性が荒いと聞いていた事があったのですが、犬の性格にもよりますよね。
    アラン君の気持ちを考えると、ドキドキ・ハラハラ!
    何て困らせ屋のワンちゃんなんでしょう。
    ラストのシーンは、一安心!?ちゃんとしたオチがあって、素敵でした。
    アラン君、お留守番お疲れ様でした。最後に一言、言ってあげたくなってしまうお話でした。

    投稿日:2006/06/03

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