購入時から少しして、友人に貸し出ししてたのですが
最近ようやくかえって来たので、再度読み返して
訪問先の保育園の子どもたちと一緒に楽しみました。
主人公の「ぼく」が住んでいるのは、とっても古いおうち。
おじいちゃんが子供の頃から住んでいた黄色いおうち。
ある日、「ぼく」に妹ができて、パパが新しい家を建てることに。
大好きな黄色い家と別れるのがつらい「ぼく」に
パパがすばらしいプレゼントを……。
自分が育ってきた場所や風景って、何年経っても
鮮明に覚えているものです。
まさに、その鮮明な記憶をうまく再利用して、新しい生活の
至る所に活用できるようにアイディアを聞かせたパパ、
作る人、使う人の思いをしっかりくんでくれたことに
素敵だな〜と感じました。
それから、この絵本はフェルトや布地で描かれた挿絵が
とても細やかで、登場人物の表情も明るく、
読者の目をひきますね。
保育園の園児達も、布の持つ温かさを感じたようで
毛糸を使ってる〜、温かそう!わたもふわふわでやさしいね。
などと話してましたよ。
お話しも、絵もとても心温まるすてきな絵本ですね。