この本を購入した時は、子どもが3歳くらいの頃だったので、読んでもまだよく分からなかった様子で、ずっと読んでいませんでした。子どもが6歳になり、寝る前の読み聞かせの本で選んできたので、久しぶりに読んだのですが、今回は以前とは違うしっとりした読み聞かせになりました。子どもは、時々「かわいそう」といいながらじっと聞いていて、最後は少し涙を浮かべていました。
私が、「たまごをもっていかなきゃよかたね。」などというと、「それじゃあおはなしにならないよ。」と子どもにいわれてしまいましたが・・・子どもは、母とわかれなければいけない場面がかなしかったようで、読み終わって寝る時も『お母さんと離れたくない」と泣いていました。
きっと、子どもはいろんな事を感じたのだと思います。子どもも6歳、心も成長してきたのだなあと改めて感じさせてくれた1冊です。