松谷みよ子さん文、瀬川康男さん絵の「日本むかし話 かちかちやま」と読み比べてみました。最初に読んだ印象は赤羽末吉さん絵のこちらのお話の方がすっきりしてるな、分かりやすいなと思いました。2冊同時に同じ場面を広げて比べてみると、山からたぬきを担いで家に帰った後、たぬきがおばあさんを騙す描写が詳しく書かれています。わざとあわをこぼして、おばあさんがかがんだすきに、きねを振り上げ殺してしまった。≠サして、おばあさんの着物を剥いで化けておじいさんとばあじるを食べてしまう≠アとまで書かれています。えーーー!!!と思いましたが。ストーリーはどちらも同じで、端折ったり、脚色したりされておらず良いのでは。という感じ。