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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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ジオジオのかんむり」 みんなの声

ジオジオのかんむり 作:岸田 衿子
絵:中谷 千代子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1978年04月
ISBN:9784834007145
評価スコア 4.76
評価ランキング 719
みんなの声 総数 104
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104件見つかりました

  • 見かけじゃ分からないこと。

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子9歳、女の子4歳

    小さい頃に読んだことがありました。第1版の発売日を見たら、なんと1960年でした!
    長い間子供達に親しまれてきた作品なんですねー。
    中谷千代子さんのイラストが、ものすごくお話のイメージにあっていました。
    ライオンのジオジオは百獣の王として、みんなに遠巻きにされていたけれど、本当はもっとみんなの輪に入って、仲良くしたかったんですね。
    この絵本ではあえてモデルにライオンを使っていますが、こんな風にイメージが専攻して遠巻きにされてしまうとか、してしまうことって、子供達の間にも良くあることですよね?
    この絵本を読んで、人は見かけじゃないんだっってことが、なんとなく伝わってくれればいいなぁと思いました。

    投稿日:2004/12/21

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  • 今や絶滅寸前?!

    今や、ほとんど見かけることの無くなった、カミナリ親父や、頑固親父・・・。彼らがジイジと呼ばれるようになったとき、一番ジオジオに感情移入できるヒトは彼らではないでしょうか?少なくとも、孫たちから慕われるジイジは、ジオジオより孤独ではないでしょう。でも、ジオジオの鳥に対する感情は、彼らの孫たちに対する気持ちと似ているかもしれません。もう少し、彼らが若かったとき、ジオジオのように、皆から恐れられていたかもしれません。でも、決してジオジオも、本当の暴君だったわけではないと思うのです。ただ、うまく表現できなかっただけなのでは。それが年を経て、丸みを帯びてゆく・・・。これを読ませておけば、そんな親父の気持ちも理解できる子供に育つだろう!−それは、私の浅はかな考えでしょうか・・・

    投稿日:2004/12/14

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  • しみじみ じわー

    • 橘いずみさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 男の子11歳、女の子8歳

    みなさんの感想と同様、優しさ、老いていくこと、etc…
    しみじみ考えさせてくれます。
     絵本もすてきだけれど、素話でこのお話を聞いても味わい深く、しみじみ じわーっと感動に浸れます。

    投稿日:2004/12/02

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  • 今、この時がしあわせだということ。

    • ぼのさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子11歳、女の子8歳、女の子4歳

    これも、てれび絵本で知りました。
    静かで穏やかなお話と、決して派手ではないけれど温かみのある絵(あの土田義晴さんが師事しただけありますよね?!)に惹きつけられ、朝の忙しい時間にもかかわらず、手を止めて聞き入ってしまいました。

    強さの象徴であるライオンが、ひとりぼっちで老いていく寂しさ。
    お母さん鳥が、6つもあった卵をすべて失ってしまった寂しさ。
    ふたりの空虚な寂しさが溶け合って沈んだ気持ちに、ぱーっと花が咲いたような後半の展開がみごとです。

    確かに、ジオジオはいつか亡くなるかもしれません。(しかも、そう遠くはない未来に・・・)
    でも、今この時は、すごくしあわせなのです。
    ジオジオの優しげな表情を見てください。
    闇夜で安心して眠るジオジオととりのおかあさん。
    ジオジオの冠の中で、うまれたばかりのななつのひなたちが、えさを待ってる、上から見たシーン。
    そしてラストの、ななつのことりたちを自分の体にとまらせて、鳴き声を聞くジオジオのしあわせそうな顔。(お母さん鳥の他の2羽はお友達でしょうか?)周りの淡い色もすごく素敵ですよね?!
    その3シーンを見てしあわせな気持ちになれれば、いいんじゃないかしら?!と私は思うのですが・・・(感覚が子供に近いのかなあ?!)

    投稿日:2004/11/30

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  • 王様はやっぱり王様

    • スヌさん
    • 40代
    • ママ
    • 山形県
    • 男の子18歳、男の子15歳、男の子12歳、男の子8歳

    どんなにか『力』を持っていても必ず老いは来る。その時を迎えた時、あなたはどんな風に過せますか。この本は、大人の私たちにそう問いかけているようです。では、子どもはどうでしょう。百獣の王といわれるライオンのやさしい一面に触れるのかな。それぞれの立場と役割が展開されていく。一見地味な本のようですが、読み終わった後のなんともいえない「ほわぁ」っとした気持ちを味わえます。先日一番下の子に読んでもらいました。一生懸命に読んでる姿にいとおしさを感じました。

    投稿日:2004/11/30

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  • ジオジオの優しさ

    ジオジオは森の王様です。冠がきらりと光るだけで、誰もが彼に寄り付こうとしない。
    でも、彼も年老いてきました。
    彼の孤独を癒した灰色の鳥。冠の中で新しく生まれる命。
    目が見えにくくなったジオジオにも、小鳥達の声は聞こえます。

    出だしから綴られるジオジオの老いや哀しさと対比する、
    エンディングの動物達の温かな表情や生まれる喜び。
    それは、孤独をも包み込む温かさで、読者の心に響きます。
    全体的にシックな色合いも、絵本の雰囲気にぴったりです。

    投稿日:2004/11/28

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  • それぞれの年齢で、考えました

    • えっこさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、女の子8歳、女の子4歳

    4歳の娘は「とりさんたち、よかったね」と言いました。8歳の娘は「ジオジオもひとりぼっちじゃなくなって、幸せになってよかったね。」11歳の息子は「でも、本当は野生のライオンだったら目が見えなくなったら、死んじゃうよ。」と。

    私は、ジオジオも救われ、鳥達も助かったけれど、これからどうなって行くのかしら。ますます、老いていくジオジオの元に、いつまでも鳥達がいてくれればいいけれど。と生きて行くことの悲哀を感じてしまいました。子供達のように、手放しでお話を楽しめないのは、長く生きてきてしまったからなのでしょうね。

    岸田さんの作品には、もう少し幼い子向けのほんわか元気が出る絵本が多かったように思っていました。当時、優しさだけでなく、老いもテーマとしたしんみりとした優しさをあつかったお話を書かれていたことは新たな発見です。

    投稿日:2004/11/28

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  • 暖かなライオンの表情。

    • やみはままさん
    • 30代
    • ママ
    • 茨城県
    • 男の子12歳、男の子9歳、女の子6歳

    もりの王様ライオンのジオジオの孤独が伝わってきて、はじめの部分はとてもさびしいのです。でも、小鳥と協力して子育て(?)しているときの表情が素敵で、平安な幸せそうな顔をしているので、とても、暖かい気分になれます。
    おはなしも絵も、幼児向けというより、大きな子に読んでほしいと思えるような絵本だと思います。

    投稿日:2004/11/27

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  • 懐かしい〜♪

    • ここあさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子4歳、男の子1歳

    表紙を見て、中身を読んで 「あっ!小さい時に 読んだことがある!」と とても 懐かしく 思いました。
    年老いていくライオンのジオジオの寂しさに なんだか 母が他界して 一人になった父、今 一人で暮らしている85歳のおばあちゃんと 重なりました。
    この絵本を通して 人の寂しさを感じて 思いやりのある子に 育ってほしいな、と 思い この絵本を 子供にプレゼントしたいと思います。

    投稿日:2004/11/26

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  • ココロが穏やかになりました

    一人ぼっちのジオジオと卵を失った小鳥のお話です。
    ほんとうなら元気な頃のジオジオだったら、小鳥なんて食べてしまうかも!?
    小鳥だって怖くて大きいライオンになんて近づかないかも!?
    なのに、お互い助け合って卵を育てていくことになりました。
    なんだか、胸がジーンとくる優しさのあふれるお話です。
    ゆっくり、おだやかに読んであげたいと思いました。

    投稿日:2004/05/16

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