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ジオジオのかんむり」 みんなの声

ジオジオのかんむり 作:岸田 衿子
絵:中谷 千代子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1978年04月
ISBN:9784834007145
評価スコア 4.76
評価ランキング 719
みんなの声 総数 104
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104件見つかりました

  • ジオジオのかんむり

    ジオジオは誰もがおそれる百獣の王、ライオン!
    でも、いまはもう、年老いています。
    そんなジオジオが鳥の卵を王冠で育てることを提案します。
    ジオジオの王冠は、この森で一番安全な場所。鳥は安心して卵を育てることができます。
    年老いた寂しさや孵化した小鳥たちと穏やかにすごすジオジオ姿もありますが、
    私が一番感じたのは、年老いても森の動物達はジオジオへの敬意を持ち続けているんだなーと思いました。
    だからこそ、目が不自由になった後も、ジオジオの冠の中は、いつまでも、安全な場所なんですね。
    ジオジオはきっと偉大なライオンだったんだなーと思います。

    投稿日:2014/12/08

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  • 心の優しいライオン

    ジオジオは、ライオンの中で一番強い。

    遠くの方でジオジオの冠が光ると、みなこそこそ隠れる。

    でもジオジオはつまらなかった…。

    とてもとても優しいライオンのお話です。

    読むと心がほんわか癒されます。

    タイトルだけでは、どんなお話なのか全く想像がつかず、どうかな〜と思っていたんですが、相手の気持ちを考えてあげることが出来るストーリー展開で、4歳以降のお子様にぴったりの様に感じました。

    人気がある理由、わかった気がします。

    投稿日:2013/08/01

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  • 息子にはちょっと短かったけど素敵な一冊!

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、女の子2歳

    動物たちのおうさま、ライオンのジオジオ。
    怖がって誰も近づかない。
    でもジオジオは、実はとっても、寂しかったんだね。

    そんな、誰かとおしゃべりしたいジオジオと、
    うみたてのタマゴを猿に盗まれ蛇に飲まれて悲しい小鳥が出会います。

    ジオジオの提案に目からうろこの私と息子。
    と同時に、とっても暖かい気持ちになりました。

    小鳥を守ってあげたジオジオの優しい気持ち。
    わが子を守りたい小鳥の優しい気持ち。
    優しさがいっぱいつまった素敵な一冊です。

    投稿日:2013/07/24

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  • 強さってなんだろう

    動物の王様で、一番強いライオンが、なにか物足りなさを感じているという、意外な展開から始まるお話です。
    なんでだろう、と思いながら読み進めるうちに、
    「仲間の大切さ」「友達の大切さ」「自分の周りにいてくれる人たちを大事にしたい気持ち」があふれてきました。
    人のためになにかをしようと思えること、本当にそれを実行できることがどんなにすばらしいことなのか、感じることのできる絵本でした。

    投稿日:2013/07/14

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  • 強いってことの意味

    かばくん、が好きなので。岸田さんと仲谷さんのコンビのこの絵本も大好きです。岸田さんの文章が、簡潔なんだけどすごく味のある言い回しで、読んでいてもとっても気持ちいいのです。
    今回は森の王様ライオンのお話です。
    強い者が年をとり、力をどんな風に使っていくのか。人生に何が大切なのか。そんなことを考えてしまいます。
    文書量は少なめですし、ストーリーもシンプル分かりやすいのですが、聞いた人、子どもそれぞれが色んな思いや感想をもちそうな。
    そんな余白の多い絵本、とっても好きです。
    ちなみに3歳の息子はじーっと聞いているものの。特に感想なしですが、きっと色々感じてると思います。たぶん・・・

    投稿日:2012/12/13

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  • おだやかな絵本

    • ぎんにゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 女の子3歳、男の子1歳

    絵やストーリーなど作品全体が優しく穏やかな雰囲気です。1960年に初版が発行されているので、50年以上のロングセラーといえば納得です。
    みんなに恐れられている百獣の王ライオンも年をとって元気がなくなっています。一方、たまごが全部なくなってしまった鳥も元気がありません。お互いを慰めあうような2匹。ストーリー自体は急激な変化は無いもののテンポがよく展開が早いです。だからかなり小さな子でも楽しめると思います。
    個人的にはこれからジオジオがどうなってしまうのか考えると切なくなるお話です。

    投稿日:2012/07/23

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  • 小学2年生の息子のクラスが近接する幼稚園に絵本の読み聞かせに行くことになり、この絵本を持って帰ってきました。そして、毎日、練習の為に音読しています。

    息子曰く、この話は「もう自分は駄目なんだと思っていたライオンが、小鳥に卵を自分の冠の上に産ませてあげて、まだ自分にも出来ることがあるんだと思った話」で、「別に面白い話ではないけれどよい話だ」とのこと。

    「よいって言ったって意味は広いんだから、よい話ってどういう意味?」と聞くと、「よかったねと思う話」とのこと。

    実は、この話、去年、息子のクラスの読み聞かせで一人のママが読んでくれたんです。どうやら息子はそのことを忘れているようでした。ちょうど私もその場に居合わせていて、正直なところ、一度読んだだけでは、なんだかパンチがない話だなと思ったのが第一印象でした。

    でも何度も何度も聞いて、実際に自分が絵本を広げて読んでみると、段々とこの絵本の魅力が伝わってきたような気がします。寂しさや悲しさを分かち合うこと、静かだけれどジーンときます。“しっとりした話”というのが私がいきついた、この話を説明する言葉です。是非、最初は何とも思わなくても、何度も何度も読んでみてください。きっと魅力が分ってくると思いますよ。

    投稿日:2012/06/03

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  • ライオンも寂しいんだね

    お薦めの絵本と紹介されていたので、図書館で借りてきました。

    年をとって元気がなくなってしまったライオンのジオジオ。
    でも、百獣の王ライオンに近づく動物は誰もいません。

    そこへ、はいいろの小鳥がやってきて、ジオジオの冠の中で、卵を産み育て始めます。確かに、ここならもう食べられる心配はありません。
    目が見えなくなったジオジオも、もう寂しくはありません。小鳥たちと幸せになってよかったな〜と思いました。

    やっぱり、1人は寂しいですよね。。。色々と考えさせられた絵本でした。

    投稿日:2012/04/03

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  • 穏やかで優しい気持ちになります。

    息子はとりに関心があったぐらいのようですが・・・私が読み聞かせしていて癒されました。けっこうセカセカと動いて生活していると、気が付かないことって多い事があるのだなぁと改めて感じさせられた絵本です。

    投稿日:2012/03/14

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  • 年老いて

    誰もが恐れるライオンの王様ジオジオ。
    でも、本当はみんなと話がしたかったのです。
    年をとって、ゆっくり過ごしたくなったのでしょう。

    ある日、母鳥に言います。「かんむりの中に卵を産めばいい」と。
    そして、ジオジオはかんむりの中の卵を守り、やがて雛が生まれます。

    ゆったりと暮らすことも素敵だと、体が衰えても誰かの役にたてると、思えるお話です。
    敬老の日にも、いいのではないでしょうか。

    投稿日:2011/09/12

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