「新美南吉童話選集1」 みんなの声

黒井健氏の絵で
新美南吉誕生100周年記念で出版されたとのこと

29もの短いおはなしがぎっしり
入っています

黒井氏の絵は、最小限な感じです

なんともやさしかったり
人間の本質が出ていたり
どこか、ユーモラスというより「滑稽」だったり
日本人の細やかな気質、感情を
上手におはなしに仕立てています

説教臭くないのがいいのかな
自然の題材がいいのかな

なんとも作者のやさしさ
鋭さを
感じます
心が動かされるのです

たった30年の生涯の中で
いっぱいいろいろな作品を残してくださったことに
感謝です

小学校のお話会で
紹介してきます！

私は子供の頃，あまり読書をしてこなかった方に思います。
美見南吉さんの童話を子供の頃に読みたかったな〜と親になり子供にたくさん読書をしてほしく色々な本を探すうちに強く感じました。
こういうお話に子供の頃めぐりあえることは幸せの１つなのかも知れません。
そのくらい素敵なお話がいっぱいの本になっています！

新見南吉さんは、７０年以上も前に活躍されていた作家さんなので、現代の言葉づかいとは多少違う部分もありますが、違和感をほとんど感じさせず、逆にその多少の違いがとても心地よいと思わせてくれる作家さんです。

だって、本当に美しくて心地よい日本語。
それに、全然難しい文章ではないのです。むしろわかり易い。
かなりちいさな子でも楽しめると思います。
７０年以上経っていても、絵がなくても、娘は新美南吉さんのお話が大好きです。

ああ、心が洗われる…
そんな素敵な作品が、二十九編も読めるのが、この本！
贅沢な一冊です。