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あかいろうそく」 みんなの声

あかいろうそく 作:新美 南吉
絵:鈴木 寿雄
出版社:フレーベル館 フレーベル館の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2013年05月15日
ISBN:9784577041222
評価スコア 4.45
評価ランキング 11,238
みんなの声 総数 19
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  • 大人にも!心がほんわかなお話

    小学生低学年向けの問題集によくとりあげられていて、ずっと気になっていました。やっと、お話を全部読めてすっきりしました。心がほんわかとするお話です。大笑いするようなオチはないので、息子の反応は?と思ったのですが、「うん、いいんじゃない。」と言っていました。

    珍しい赤いろうそくを花火と勘違いした山の動物達が、花火をあげようとします。でも、みんな火がつけるのが怖くてくじで決めることに。
    最初にひいたのはかめは首がひっこんでしまい、、、
    次にひいた、いたちは近眼で、、、 
    そこで、しびれをきらしたいのししが、火をつけますが、みんな大慌てで、目も耳もしかっりふさいでしまいます。
    優しい動物達は間違えていたさるを攻めることなく、仲良く静かに燃えているろうそくを見ています。
    かわいらしい、古典的ないいお話ですね。

    投稿日:2014/04/24

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  • 「ごんぎつね」「てぶくろをかいに」の作者、新美南吉さん。
    この「あかいろうそく」は22歳の時に書いた作品と知って驚き、
    29歳で亡くなったということにまた驚き・・・。

    短い生涯で、このような数々の名作を生み出せるひとが本当にいたのでしょうか。
    同年代なので、より一層そう感じるのかもしれません。

    簡単にあらすじを書こうかと思いましたが、
    どうしても書くことができません。

    内容を書いてしまえば、ストーリーとしては本当にシンプルなのですが、
    心に残る。すごく残る。
    この絵本を、手元に置いておきたくなる。
    これは読んだ者にしか分からないと思います。

    絵も、とても好き。
    文章を邪魔することなく、世界を広げているように思います。

    好き。本当に好きな絵本です。

    投稿日:2013/11/29

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  • 花火、じゃなかった

     サルがひろってきた「花火」に、だれが火をつけるのか、、、。
     カメが火をつけにいくのですが、首をすくめてしまいました。おかしいような気のどくのような。

     きれいな花火はあがらなかったけれど、木の上にともる赤いろうそくの明かりも、幻想的ですてきだと思います。
     あたたかさがつたわってくるような楽しい、復刻版の絵本でした

    投稿日:2013/12/02

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  • ちょっと難しいかな

    小学校、2年生か3年生の時の教科書に、このお話が載っていました。さるが花火だと思っていたのはろうそくでいつまでたってもぽんともいわずただ燃えているばかり。そのお話の続きを作るように言われたことが思い出されました。
    花火は見たいけれど、火をつけに行くのは嫌でくじで決めたもののかめやいたちは成功しなかった場面などは世の中ってそういうことあるよなって内容が深く、難しいと思いました。
    見たかった花火なのにいのししが火をつけたら、目も耳もふさいでしまうなんて・・・。もったいない!でも、その後最後のページではみんなで仲良く、花火を待ちわびて眺めてる。ほのぼのとした感もありますが、その後、実際はどうなったのか、大人になった今も知りたい気分です。

    投稿日:2013/11/29

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  • 動物達が愛らしい

    全ページ試し読みで読まさせていただきました。
    『赤いろうそくと人魚』と記憶がごっちゃになっていました。
    こちらの物語は寂しくはない・・むしろ楽しい物語だったの
    ですね。
    動物達の様子がとても愛らしくてにこにこしながら読みました。
    かめさんやいたちさん・・。
    娘も花火が結構苦手なので(音が)、共感するのではないかなあ。
    赤い蝋燭を用意して娘に読んできかせてあげたくなりました。

    投稿日:2013/11/29

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  • 素晴らしい絵本!

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子6歳、男の子5歳

    「あかいろうそく」一体どんなお話なのか、タイトルからは想像できず、わくわくしながら絵本を開きました。
    新見南吉さんが持つ絵本センスが光っています…!登場する動物たちの可愛らしいこと!ストーリー運びの絶妙なこと!
    猿が赤いろうそくを拾い、花火だと勘違いしたところから始まるのですが…
    動物たちの花火への興味と、火をつけることへのドキドキ感のバランスが素晴らしいです。動物たちの気持ちが細かく伝わってきます。
    カメの顔が引っ込んでしまうというユーモアも最高です〜!
    作者の新見さんは若くしてお亡くなりになったようですが、本当に素晴らしい作品を残されてらっしゃいます。読んだことがない方はぜひ…!

    投稿日:2013/08/26

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  • 花火

    前頁試し読みで読まさせていただきました。新美南吉の絵本だと知らずにいたのですが、知った途端に親近感が沸いたのは言うまでもありません。さるの勘違いが、とても田舎者みたいな感じがして親しみを感じたり、好感を持ちました。動物たちの無知にも可愛くて知ったかぶりをするのは恥ずかしいなあって思いました。赤いろうそくが花火だったら綺麗でよかったと思いましたが、花火だと怪我をしたりするから良かったかなあって思いました。素朴さがとっても素敵だと思いました。

    投稿日:2013/07/05

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  • 2013年5月の復刻本を図書館で借りて読み聞かせしました。初出出版年は、私が娘の年齢の頃と知り、自分も読んでおきたかったな〜という一冊です。

    お話は「ろうそく」を花火と思い込んで、いろんな動物たちが火をつけようと頑張る処が一番ワクワクするところかもしれません。刺激の多い今の時代からみると、かなりゆったりとしたお話しですが、描かれている絵のタッチやストーリーに「ほのぼのさ」「やさしさ」等が感じられて、3,4歳の子供にも大変良いのではないでしょうか?

    投稿日:2013/07/02

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  • ろうそく!?

    このお話は猿が赤い蝋燭の事を花火だと勘違いしたことが発端で、お話が始まりました。森の動物たちは花火を知らないので猿のお話をうのみにして四苦八苦する姿が面白いなって言っていました。うちの子は赤い老荘を見たことがないので一回実物見てみたいな〜とも言っていました。

    投稿日:2013/06/15

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