図書館から借りてきて、5歳と10歳の娘たちと読みました。
りきしの「かちかちやま」の日常&心情を描いたお話です。
稽古にちゃんこ、休憩時間の過ごし方や、なかなか強くなれない時の葛藤など…。
お相撲さんたちの『一生懸命』がじんじんと伝わってくる一冊です。
我が家の娘たちは、普段からお相撲を見たことがないので、
正直あまりピンときていない様子でした。
鼻にティッシュを詰めている力士を見て、
「この人、鼻血だしてるの?」なんて、ちょっとビビり気味(^^;)
でも、花を育てている優しい姿や
おやつに肉まんを食べている姿を見て緊張が解けた様子(^^)
だんだんニコニコしてきました。
力士のことを知らない娘たちも、この絵本で少しお相撲さんのことを知ることができて楽しそうでした。
が、この本は断然大人の私が気に入ってしまいました。
かちかちやまの気持ちに胸がじんと熱くなりました。
生きる(勝負の)世界は違えども、
かちかちやま、頑張れ!!そして私たちも頑張らなくては!!と、
応援しながら、こちらも励まされるような一冊でした。
お相撲のことをよく知らない子供たちでも楽しめると思います。
そして力士たちが頑張る姿に勇気をもらえると思うので、
大人にも声を大にしておススメします。
きっとお相撲が大好きな方は、とても胸が熱くなると思いますよ。