布団の話なので、バックの全体の感じが暗いといえば暗いのですが、割としっかり描かれている力強い筆質の絵なので、遠目も利きそうです。
作品か書かれている文字もはっきりとして少し大きめの字で書かれているので、読みやすかったです。
パラ読みした時は「なんだこれ?」という印象でしたが、2度3度と読んでみると、なかなか味わいのあるいい作品で、だんだんじわじわ身体に浸み込んでくる面白さを感じました。
ここに出てくるぞうさん、いいですね〜。ぞうさんは大きすぎて鼻が布団から出てしまうから、鼻用に布団をかけてあげるという発想も素敵だなと、思いました。
絵本作家としての作品はまだ少ないようなので、今後が楽しみです。