うっかり刑務所にどろぼうに入ってしまい、全員捕まってしまいました。というオチで終わっていた超有名な前作の続きとして作られたこの作品、
どろぼう学校のメンバーって、こんなにいたんですね〜。驚きました。
そして、タイトルにある「脱獄」方法。
最初に読んだときは「えっ!?こんな安易な脱獄って、アリ?」と、思ったのですが、作者加古さんの後書きを読んでから読み直すと、
これこそ、彼ら「どろぼうがっこう」のメンバーの脱獄らしいなと納得しました。
また、過去さんが刑務所にいる受刑者たちの仕事をきちんと調べて、なんでもないページにその生活感をしっかり描かれているところに、プロの絵描き魂を見た気がしました。