くすのきだんちの住人たちは、みんな助け合って生きています。
優しくて、頼りがいのある者たちばかり。
私も娘も大好きなシリーズです。
さて、今回のお話は夏。
きつねの音楽家は演奏旅行に、かけすの一家はお泊り付きの海水浴へ、
かえるさんは水泳の合宿・・・と、まあ、なんと、
住人たちが、みな出かけてしまって、もぐは、ひとりでお留守番をするはめに。
今回は、ちょっと展開が違うぞ・・・と思いながら読み進めていきました。
すると、留守を狙ったルスアラシがやってきて・・・
日ごろの行いがいいからでしょうか。
もぐを助けたのは、たくさんのせみさんたちでした。
誰もいない時でも、ちゃんと働く管理人さん。
留守をしっかりと守るもぐは、素敵だと思います。
そして、そんなもぐを気遣う住人たち。
素敵な関係で、見ていて幸せになりました。
最後に、
もぐを助けてくれたせみさんたちに、決して言ってはいけません。
「暑苦しい声だなあ。」と。(笑)