白泉社MOE絵本グランプリ受賞作品ということで、とても気になる存在でした。
表紙のちょうちょは可愛いし、文は江國香織さんだし、わくわくして手に取ったのを覚えています。
・・・うん、すっごく美しい絵本です。
息をのむような、
心が しん とするような、
そんな気持ちで最後まで読みました。
江國香織さんの遊び心のあるおちゃめな言葉と
松田奈那子さんの色鮮やかだけど上品なちょうちょ達が
すごくマッチングしていてとにかく素晴らしいんです!
読み終わった後も後引く静かな興奮、
私の心にもちょうちょが止まりましたよ。ずっとずっと止まっています。
大人向けの絵本だけど、子どもにも
なんとなくでいいから言葉と絵の美しさを感じて欲しいな。
本当に美しい作品です。