「むしむしたんけんたい(1) なきむしの巻」 みんなの声

虫嫌いのりゅうたと虫が好きなまゆ。
こんな組み合わせの兄妹がいる家で、虫を飼うんだ･･･とまずはびっくりですが（笑）
マツムシの脚がとれてしまい、それを「命を守るため」と聞いたくだりでは、家で息子が飼っていたバッタのことを思い出しました。
脚がとれてしまうのはとてもショックだけど、ちゃんと意味があるのだということを知りました。
ただのお話だけではなく、昆虫に関する小ネタが仕込まれているということですね。
とても読みやすいので、文字は多めですがあっという間に読めます。

『絵本ナビ』のレビューを書いていて、
「この作品を見た人はこんな作品も見ています」から、
この作品を知りました。

虫が大好きな息子に、
絵本ではなく、児童書を最近では好んで読むようになってきたので
この児童書を図書館で借りて読んでみました。

案の定、気に入ったようで、
早速１時間で読みきり、
「２，３巻も早く読みたい」と言ってきました。

お兄ちゃんなのに、虫が苦手というところが共感できたようです。
興味はあるけれど、ちょと苦手。むしむしたんけんたいに
出かけると、突然虫の世界へ。この虫の世界、鳴き声コンクール
だったり王様選びだったりとても楽しそう。虫の世界を
たんけんすることで、虫への苦手意識が少し薄れたような
気がします。