題名に「森」とあるだけに、森の絵がとてもいいですね〜。
木々のすき間とか、草花とか、絵だとか、そごくこだわりを感じました。
一つ気になったのは、別にねずみが主人公でなくてもいいじゃん?ってところです。
こういった絵本ではよくねずみやくまが擬人化されて登場しますが、これは作者のなんかしらかのポリシーなんでしょうか?それともただ好きなだけ?
私は個人的に、こういう話は素直に人間の姿をしていてた方がいいような気がするのですが…。
稲穂らしき風景が見えるので、子ども達に読んであげるなら、秋口が効果的のような気がします。
本書には「何歳向き」という表示はありませんが、読んでみた感触では中学年くらいから楽しく聞ける気がしました。
自分で1人読みするのも、中学年くらいからがいいかと思います。