4歳の娘と、全ページ試し読みをさせて頂きました。
“おかたづけが終わったらおやつ”というのはよくあるパターンですが・・・
おもちゃたちが逃げ出してしまうとは!!(驚!)
子供が自分でお片づけ!というと、一つのカゴにまとめて・・・
というのがほとんどのご家庭での定番だと思います。
しかしこの絵本はその先の一歩進んだお片づけを分かりやすく教えてくれる絵本でした。
4歳の次女は、人形のメアリーちゃんが泣いていたことで、
ただ放り込むだけのお片づけは大事なおもちゃが汚れてしまうことがある・・・ということにハッとしていました。
『おもちゃのみんなにも、それぞれ帰りたいお家がある』。
きちんとお片づけすることは難しいことじゃなくて、
ちょっとの工夫と一手間で、よりおもちゃを大事にできるということを
ななちゃんを通して一緒に共感できる優しいお話になっていました。
そしてお話の後の鈴木尚子さんのお片づけのアドバイス!
“片付けは未来につながる行為”という言葉に感銘を受けました。
我が家の長女は9歳になりますが、片づけが苦手で今まで何度も私とバトルになっていました(汗)。
しかしこのアドバイスを読んで私も反省&納得!
ただ「片付けなさい!!」では全く心に響かないことを実感しました。
楽しく、気持ちよく過ごすために片付けってするんですよね。
これからは長女にも、きれいになった机や部屋でできる楽しいことを想像させながら
お片づけに励んでもらおうと思います。
そして私自身もより良い未来を目指して!片付けようと思います(^^)♪
お片づけが終わったななちゃん、ママとの会話で終わってしまい、
お楽しみのおやつは?!と思っていたら、
心配することなかれ!
ちゃんと裏表紙でおいしいおやつをいただいていました(^▽^)♪
ななちゃんのとっても晴れやかな笑顔にこちらもにっこり♪
お片づけが楽しいことになるヒントがいっぱいの一冊です。
優しいお話とアドバイス、一冊で二度おいしい素敵な絵本でした!(^^)