最初にテレビ絵本で見ました。えんふねに乗って通園するというのが見所ですね。自然と触れ合いながら、四季を感じながら通園できるのがとても羨ましいです。ページによって俯瞰図あり、ふねの近景・遠景が映し出されるので、自分もえんふねに乗っているような気持ちになります。
圧巻は、えんふねがクレーンで持ち上げられる所でしょう。怖いけれど、えんふねで空を飛んでいる様子、子どもたちも楽しそうです。ふねで通園しているというだけでも、読者の私たちには見慣れない風景ですが、この絵本に登場する園児たちにとってもいつもと違う通園風景だっただろうと思いました。
通園自体は日常的な出来事ですが、船で通園するということは普通ではあまりないこと、その船が通れなくなるというアクシデントがあり、非日常的な楽しい風景が描き出されているのがとてもいいなあと思いました。