コロッケ屋を始めた猫たち。しかし売れ残りのコロッケに飽きた猫たちは、あほうどりの島へ行って、とりの丸焼きを…。ともくろむが、出てきたあほうどりはだんだんと大きくなり、ついに「11わあっ」の11羽目のあほうどりは、猫たちの乗ってきた気球をも食わんばかりの大迫力!
このあたりの勢いは、子供たちも大いに盛り上がり、何度もページを行き来しては「11わあっ」と大声をあげていました。また4歳の娘は、「3個が2個で」と指を3本と2本だし、「あれ、5個じゃない?」(指を足している)と言ったり、あほうどりのくちばしの色がページによって黄色だったり、オレンジだったりするので「違ってるよ?」と比べてみたり、1冊でも長い時間見ています。最後の、猫たちのコロッケ作りは本当に大変そうですね。