うちの息子(1才10ヶ月)が大好きな、「まっかなちっちゃいきかんしゃ」シリーズです。
多分内容的には3〜4才以上向けだと思うのですが、
息子は電車オタクなので(笑)1冊読んでお気に入りになってしまい、シリーズ全部読破する勢いです。
運転士のダフィが、故障した急行列車の代わりに、お祭りのあるオタノシミマチまで出発します。
お客さんは、「ほんとに間に合うの?」と不安・不満を言いながら乗ってきます。
そのたびにダフィはきっぱり「がんばりますから!」と宣言。
有無を言わせません!
この体育会系のサバサバした感じ、私も見習いたいなー。
・・・なんて、日本の接客業だったら、こんなこと言ったら怒られそうですけどね(笑)
でも、そのお客さんたち、スピードを上げて走ると「ゆっくり走れ」「とまれ」などと勝手なことを言いたい放題。
でも、時間通りに到着すると「ありがとう」って気持ちよく降りていきます。
この、根に持たない、あとくされのない感じ、日本にはあまりない感じですよね。
読んでいてスッキリします!
この絵本のもうひとつの魅力は、ページいっぱいに描かれた細かい描写。
特に背景の自然や動物など、省略されずに丁寧に描かれていて、子どもをググッとひきつけています。
最近なんでも質問してくる息子は、絵のすみずみまで指差して「これは?これは?」と聞いてきます。
ストーリー関係なく子どもとの会話するだけでもとても楽しめます。