「カンガルーの子どもにもかあさんいるの？」 １歳のお子さんに読んだ みんなの声

本タイトルにもなっているカンガルーのほかにもさまざまな動物がたくさん登場します。
エリック・カールの個性ある絵が良かったです。
読んでみておかあさんのやさしさ、あたたかさを強く感じました。
やさしくあたたかく子供に読み聞かせてぎゅーっと抱きしめて愛を伝えたくなります。

１歳の男の子と読みました。この本は素直にお母さんの子に対する愛情を表現した素晴らしい作品だと思いました。動物だって、ママといると嬉しいんだな、って思いました。そしてエリック・カールの絵が見事！夏のいるかも、冬のペンギンも、どれも鮮やかで綺麗。思わず見とれてしまいました。

カンガルーからはじまって、ライオン、キリン、ペンギンと、次々と動物が登場します。
文章は全部同じ。
「○○の子どもにもかあさんはいるの？」の問いに、「ええ、もちろん。あなたとおなじよ。」と答えます。
1歳の娘は、知っている動物がたくさん出てくるので、いちいち指をさして喜んでいました。
私は同じ言葉の繰り返しに、ちょっと退屈だな（汗）と思いながら読んでいたのですが、最後に素敵な言葉が待っていました。これを伝えたいがための繰り返しだったのですね。
このところ怒ってばっかりの母としては「あなたと同じよ」とはちょっと言いにく・・・。動物のお母さんたちのように、真っ直ぐにかわいがっているだろうかと反省しました。自信を持って「あなたと同じよ」と言える母でありたいです。

エリック・カールの絵が素敵なので借りてみました。
「○○の子どもにも　かあさん　いるの？」
「ええ、もちろん・・・・・・」と
繰り返しの絵本なのですが、1歳5ヶ月の娘には
ちょっと難しかったのか、反応は今ひとつでした。
でも、色んな動物の親子が出てくるので
絵を見ているだけでも楽しめると思います。
私的には、最後のページにグッっときますね。
欲を言えば、このページに、親子で抱き合っている絵があれば
もっと良かったのになぁって思いました。
読んでいる人が自分に置き換えやすいように、あえて絵を描かなかったのかな？