息子の保育園では、ちょうど泥遊びのシーズンです。
ひんやり冷たい泥の感触が楽しくなってきたみたい♪
1回目読んだときの私の感想は・・・
「雑巾投げちゃっていいの??
お友達に当たってるけど、謝らなきゃいけないよ!」
「ばばばあちゃん、一人で泥遊び!?」
「食卓に泥団子は汚いよ〜」
でしたが・・・
2回目以降読むごとにどんどん感じ方が変わってきました。
まず、子どもが遊びの延長でケンカするのは、自然なこと。
こういう感情にまかせた姿を見せられるってステキなことだな、と思いました。
我慢していつもいい子にしてる子どもなんて、不自然ですものね。
(でも、仲直りのシーンがあったらもっとよかったなと思いますが)
そして、ばばばあちゃんも、楽しそうだと思ったら一人でも遊んじゃう!
感情豊かで、遊び心いっぱいで、子どもに対しても上から叱るばかりではなくて。
子ども達もあきれちゃうくらい、自由なんですよね。
だからこそ、こいぬとこねこも、自分で掃除ができる子に育ってるんだろうな。
(ちょっとふざけて散らかしてみたりしても、本当はやればできる子なんですね)
ちょっと破天荒だけど、子どもにとっては完璧な親なんて息苦しい。
時には一緒にはじけちゃうくらいでちょうどいいのかもしれません。
2歳の息子には少し文章が長いのと、ストーリーが一本道じゃなくて二転・三転する意外な展開なので、息子にはついて来れていないような気がします。
もう少し大きくなってからのほうが分かりやすいかな?
でも、最後の食卓に並んだ泥団子は、嬉しそうに見ていて、つかむ真似をして私に「あーん」してくれます。
ちなみに、雑巾の投げ合いのケンカのシーンでは、「いいのかなぁ」みたいな心配そうな顔で見ていますよ。
小さくても、ちゃんと分別ついてるんですね。