「カシャッ！」 ２歳のお子さんに読んだ みんなの声

色んな食べ物の決め顔を撮っていくお話です。
私たちは、おまめ、牛乳、パンのいいおかお！がおもしろくて特に好きでした。お気に入りの決め顔が見つかるかも？
最後は撮影中にハプニングがあり落ち込んでいる所をハイチーズ！のオチがかわいくてほっこりしました。もしくは食卓を”みんな”で囲むところがオチかも？カシャカシャと繰り返すだけの赤ちゃん用の絵本かと思いきやストーリー性もあって楽しめました。

笑って笑ってハイチーズ、という意味がわかるころに読んだので意味も丁度良く理解できる内容でぴったりでした。
おかげで絵本をヒントに折り紙で作ったカメラで私のカシャッという発声とともにカメラ遊びもできました。

配色が鮮明で綺麗なところと、絵は素朴だけど力強く表情が何とも言えないユーモアあふれるものであるところが更にポイントが高いです。

とても温かな色合いで、シンプルな絵で、いいなと思いました。
しかし、このタイプのカメラは、私たちおばあさん年代にとっては、懐かしいものですね。
今は、みんなスマホで気軽に撮影するので、小学生でも、これがカメラってわからないかもしれませんね。
時代はかわりますね。でも、カシャっていう音には、ワクワクするものがあるのは、変わりません。そういえば、スマホの撮影の音も、その効果でカシャっていうのかな…

「はい　チーズ！」と言われたら、思わずポーズとっちゃいますよね。
　単純明快な言葉と、「カシャ！」で場面が切り替わるリズムの心地よさがとても気に入って、自分が保育士として勤務する「0歳から3歳のこどもと保護者ための遊び施設」の「絵本コーナー」の絵本として購入しました。
　今の赤ちゃん達はスマホやカメラに撮られ慣れていて、とっておきのいい顔してくれます。
　そして1〜2歳児でもママ達の姿をいつも見ているからか、すぐに名カメラマンになってしまいます。
　この絵本はそんな撮られ上手の赤ちゃんや、まねっこ大好きのお子さん達の心をすぐに捉えてしまいます。
　色も鮮やかで、身近な題材をモデルさんにして写真を撮っていくのですが、撮られたモデルさん達もとびきりのポーズというか、リアクションというか‥･「おぉそうきたか。」と、大人もクスッと笑っちゃいます。
　付属のペーパーカメラがこども達を本気にさせちゃいますしね。
　そしてこどもが夢中になったら、お決まりのハプニング！牛乳さんがーっ！わーっ！
　この部分はとても大切に感じたのですが、楽しくてわくわくするだけではなくて、失敗して沈んじゃった僕に（もちろん慌てて片付けてくれたでしょう）ママが、「わらってわらって　はいチーズ！カシャッ！」と言うと、男の子はニコ！気持ちを切り替えてママと楽しくおやつをいただきます。
　1〜2歳児のイヤイヤ期のお子さんやママが日々のストレスやグズグズのゾーンから抜け出せないときも、こんな風に「わらってわらって　はいっ　チーズ！」って言ったら、気分を切り替えていけるんじゃないかしら！？　なーんて思ったんです。
　絵本コーナーにも置くけれど、お帰りの時間の読み聞かせにもぴったりの絵本なので重宝しています。
　個人的にも購入してとっておきの読み聞かせ絵本の1冊に加えようと考えています。

色々な食べ物たちが、カシャッ！とシャッターを切った後にみせるいいおかおがとても魅力的で、ページをめくるのが楽しくなる絵本でした。子ども達だけではなく、大人の私も楽しませていただきました。

小さい子どもは性別関係なくカメラが大好きなので、男の子と女の子両方いる我が家にはぴったりな本だと思いました。