我が子が2歳の時、乗り物の絵本といえばこのすずきまもるさんと竹下文子さんが書くシリーズのものを何度も何度も読みました。
特にこのピンポンバスは、いとこに勧めてもらって以来、大好きな一冊になりました。
ピンポンというのは、バスに乗ってならすあのピンポンというチャイムの音です。
駅前を出発し、赤信号で止まり、病院前で停車したり、ペットショップ前で止まったり・・その都度誰かが乗ってきて、お客さんとの日常風景が丁寧に描写されています。
段々田舎道へ進み、バス停でないところでもスピードを緩めてくれたり・・
バス好きの小さな子どもがいつもいるんです。
お年寄りのために発車を待ってくれたり・・なんだか、とっても温かい街のバスなのです。
色んなお客さんとのドラマが見れて、本当に一緒にバスに乗っている気分も楽しめてしまいます。
息子はここに登場する色々なはたらくくるまを探すのも大好きでした。
久々に読んでみたけれど、やっぱりこの絵本大好きです。
乗り物好きなお子さんがいると必ずおすすめしている作家さんです。