遊んでいる間に負けるのが悔しくてきつねと
ケンカをしてしまったおおかみ。
悪いのは分かっているのになかなかごめんねの
一言が言えなくて・・・。
遊びに夢中になってヒートアップするうちに、
つい乱暴な言動がでてしまって相手を傷つけたり、
怒らせたりしてしまうこと・・・あるある!
そして最後は「もういいよ!帰る!」なんてプンスカ怒ったこと、
だれにでもあるのでは?
どしゃばしゃ帰っていくきつねの姿も可笑しく、
私の子どもの頃の記憶とリンクしてクスリと笑ってしまいました。
それでも時間がたつと、相手の事が気になって。
悪いと分かっていても、「ごめんね」の一言って
とても勇気がいるもの。
おおかみときつねが背をむけつつも、じりじりと
距離が近づいているシーンではそのもどかしさが伝わってきて、
私自身絞り出すように、小さな声で友達にその一言を
言っていたことを思い出しました。
仲直りのシーンもとても素敵ですね。
2歳の息子には友達同士のやりとりはまだ入り口ですが、
ごめんね、を素直に言えたら、嬉しいことや楽しいことが
待っている、そんなことを感じてくれたらいいな、と思います。