私の大好きな本です。
実は我が家の子どもが通う小学校の1年の国語の教科書にも載っています。
もともと購入して持っていた本だったので
2歳くらいに読みました。
ちょっと難しいかな、と思いつつ読んだのですが
当時の子ども達の反応を書き留めているので
それを記入したいと思います。
ちなみに、小学校で習っ時の反応は
恥ずかしいのか、教材として受け止めているのか
あまり反応がありません。
でも、毎日のように「お母さん、大好き」
と手紙を書いてくれるのは、この本の影響??
なんて思ったり。
エルフィーという犬とボクのお話です。
ずっと一緒に育ったエルフィー。
一緒に遊んで楽しんで。
でも犬の方が先に年をとっていきます。
年老いていくエルフィー。
そして死がおとずれます。
それでもボクはエルフィーの死を受け入れることが出来た。
それはなぜか。
エルフィーとボクとの絆が素晴らしく、こちらにも伝わってくる本です。
死という難しいテーマがありますが、それだけではない。
この本は、どうやって自分の好きな人たちにかかわるべきか、
大好き、と言葉にして伝えることがどんなに大切なのか
それを教えてくれます。
最初、何歳くらいに読ませるべきなのか、とちょっと考えましたが
あまりためらわずに読んでみてください。
きっと伝わるものが、あるはずです。
私はこの本を読むたびに泣いてしまいます。
でも泣きながら読んでいる私を見て、
同じように悲しい感情とか、複雑な感情がストレートに
伝わるのも、それでよいと思います。
この本を読んだ後、子どもたちは「大好き」と
必ず言ってくれます。
好きな人を大切に思う気持ち。
きっと伝わっている、そう思います。