入園予定の幼稚園からプレゼントでいただきました。
仲良しのしろちゃんとはりちゃんが下らないことで喧嘩して仲直りするお話です。
食べ物でケンカするわけですが、いかにもありがちでかなり笑えます。
子供もこのケンカのシーンは大好きで良く笑います。
はりちゃんが出て行ったあと、最初はプンプンしてたしろちゃんも雪が降ってくるとだんだん心配になってきて。
危ない目にあってるのでは・・・狼に食べられたんじゃ・・・と悪い想像はエスカレートするばかり。
そして、僕はもうはりちゃんに会えないんだ・・・と涙したところで、はりちゃんがのんきに登場。
想像力豊かで心配症のしろちゃんと、呑気であっけらかんとしたはりちゃん。
この二人、いいコンビだな〜と思わされます。
仲直りで普通にハッピーエンドと・・・とほっこりしていたら、最後のページで今度はコロッケのことで喧嘩しているというオチも最高です。
くすっと笑わされたり、ほろっと泣かされたり。
絵もあたたかみがあって、表情も豊か。
特にしろちゃんの表情の豊かさは特筆ものです!
二人の友達を思う気持ちが素敵で、すごくいい絵本だと思いました。
子供には、こんな友達できたらいいね、と話しています。