場所は、夜の動物園。動物の檻を見て回りながら、おやすみの挨拶をする警備員さん。
ところが、ゴリラがこっそり警備員さんのポケットから鍵束をくすね、自分の檻、そして他の動物の檻を次々に開けていくんです!
そして、警備員さんの後ろをぞろぞろ歩き、警備員さんのおうちまでついていっちゃうのです・・・。
有り得ない展開!?
でも、ほのぼのとした絵のタッチ、憎めない登場人物のおかげか、楽しく読めてしまいます。
文章はなく、動物や警備員さんの短いセリフのみ。
なので、1ページずつじっくり絵を眺めて、ここはどういうシーンなのか考えたり、息子と一緒に話を作ったりしながら楽しんでいます。
長い文章が苦手なお子さんでも楽しめる素敵な絵本です。