かさぶた・・子供にとってはとても馴染み深い存在。
よく転んで擦りむいてかさぶたをつくってくる息子にも
それは同じでした。
この本は3歳の息子には、まだ少し難しいかもしれませんが、転んだ日の夜などに読んでやると
「わー、これ僕のと一緒だよ!」と興味津々。
血のことや皮膚の組織など大人もよく知らないようなことが
書いてあって、親の私も内心「へぇ〜」。
そんな専門的なところは難しすぎて省いて読んじゃっても、
かさぶたのいろんな絵が出てくるので、子供は喜びます。
なんていっても「かさぶたくん」。
かさぶたに「君」がついて、より親しみが湧きます。
かさぶたができるって、元気に遊んでる証拠、勲章なんだねーと思えてきます。
傷が治ったら自然にかさぶたくんバイバイなんだねー!とも。
やぎゅうさんの絵本は絵もユーモアたっぷり、赤い字がでかでか大きかったりして、
つい大きな声で読んで、元気もりもり。
こちらも童心に戻っていろんなことを感じているきがしますね。