降矢ななさんの大ファンです。
図書館から借りてきて、3歳と8歳の娘たちと読みました。
なんとなく読む前に、
「ちょっと怖いお話?」という感じがした(キノコ=毒キノコという変な先入観?偏見?)のですが、
お話自体は怖くなくて、キノコたちがキュートでした。
おじいちゃんに「わしのそばからはなれずにいるんだよ」と言われた所で
“あ、迷子になるんだな、きっと”とは思ったのですが、
迷子になってもキノコたちが良い子たちだったので
ナミチカちゃんが怖い思いをしなくて良かったなと思いました。
森の中で、一人迷子になるのは怖いですけど。
おじいちゃんがナミチカに駆け寄り、
ぎゅっと抱きしめて
「だいじょうぶ、だいじょうぶ。泣かないで。見つかってよかった」
と言ってくれるシーンでは、こちらが泣きそうになってしまいました。
おじいちゃんの温かさに心がギュッとなってしまいます。
3歳の次女はあまりキノコが好きでないせいか、
思ったより食い付いてきませんでした。
「サルノコシカケ」にはちょっと食い付いてましたけど(^^)。
降矢さんの描く森の様子がとても素敵で、
家族の中で私が一番この本を気に入ってしまいました。
裏表紙に描かれた遊び心も素敵でした(^^)!
おばあちゃんのクリームスープも飲んでみたいですね♪