機関車が大好きな子供が表紙に惹かれて、手に取りました。
子供たちへのプレゼントを載せた機関車が動けなくなり、
通りすがる機関車たちに連れて行ってくれるように頼みますが、ことごとく断られてしまいます。
おもちゃたちが悲しそうに並んでいるページはとても切なくなります。
最後に来た小さな機関車が自信がないのに、子供たちを思い、
引き受け走り出すと、子供はすごい嬉しそうな顔をしながら聞いていました。
大好きでしょっちゅうで読んでと言ってきて、遊びに来たお友達にも勧めています。
びびりで慎重な息子ですが、最近、だいじょうぶだいじょうぶと言いながら、
色々なことに挑戦するようになってきました。
この絵本には勇気づけられ、だいじょうぶという言葉の強さを感じたのかなと感じます。
アメリカのロングセラーとのことですが、古さは全く感じられず、
個性豊かな機関車たちの絵がとても素敵です。
子供たちを喜ばせるために運んでいるもののページでは、もの探しも楽しんでいました。