初めて出会いは幼稚園の頃。
父が買ってきてくれたこの本を「なんてかわいいんだろう!」と楽しみました。
タッチも色も、表情やしぐさも、トリヤーさんが描く挿絵が、本当に好きでした。
小学高学年になり、そういえば文章はきちんと読んでなかったと思い出し熟読。
こんなに良い本だったんだとびっくりした記憶が鮮明に残っています。
戦争や紛争に心を痛める子どもたちを、世界中のどうぶつたちが集結し、知恵を絞って救おうとするのです。
どうぶつ会議に参加したい!と思ったものでした。
大人になってからも、挿絵を眺めたり、しみじみと本文を読みふけったり、何度も何度も手に取ってしまいます。
小学4・5年生対象とありますが、その魅力はきっと小さなお子さんにも伝わるはず。
ぜひ年齢に関係なく手に取ってほしい一冊です。