「まどから おくりもの」 ４歳のお子さんに読んだ みんなの声

よくできた仕掛け絵本で「うまいなー！」と感心しながら読ませていただきました。
窓から家のなかが見えるとそれでわかった気になりますが、「そんな落とし穴があったのか！？」ととても楽しませていただきました。
また、適当なサンタさんも、逆に魅力的でした。

クリスマスの夜に読みました。ちょっとあわてんぼうなサンタの用意するプレゼントに、あれ？違うよ！とか、勘違いしちゃったのかなー？とか言いながら4歳息子と読みました。しかし、最後にはみんなぴったりのプレゼントになってあたたかいきもちになれます。

五味太郎さんのクリスマス絵本は色々ありますが、中でもこれは、とっっても五味太郎さんらしいクリスマスだなぁと思います。
まず、サンタさんがヘリコプターでやってくるところから面白い！
サンタさんは次々にまどからプレゼントを配っていくのですが、ユニークな勘違いをしていて、みんな朝おきたら、あれれ！？
でも、ちゃーんと丸くおさまっているのがいいですね。
しかけ絵本なのがまた良くて、子供たちもクリスマスシーズンに限らず、よく眺めて楽しんでいます。

毎年クリスマスの時期に本棚から出してきます。
今年は4歳の次男が、窓から見える様子とページをめくって実際に見た様子の違いに「あれ？ちがう！」と興味津々でした。

ちょっとおっちょこちょいなサンタさん。中にはプレゼントをもらえない登場人物もいますが、最後はみんなにっこりできる結末で一安心。

五味太郎さんの絵はおしゃれで色鮮やかで、表紙の見返しの色までビビッドですてきです。
小さな子へのクリスマスギフトにぴったりの一冊です。

「あれはたぶんサンタクロースさん」
という書き出しでお話がはじまります。
「た・ぶ・ん？」
これは何か面白いことが起こるかも！！

お話は見事期待にこたえてくれます。
おそらくサンタさんである人物が
窓から見える一部分を見て
誰なのかを判断して（違っていること多々アリ）
プレゼントを配っていく。
シンプルななかにたのしいしかけが満載です。

部屋の中をのぞく窓が、ページをめくると、部屋の中からサンタさんがちらっと見えるしかけになっています。とてもおもしろいです。サンタさんがプレゼントを間違えて渡すのは、２歳には難しかったみたい。４歳の息子は、「また間違えた〜」とケラケラ。
何度も繰り返し読めば、とても楽しい絵本になると思います。
クリスマス近くに読めば、「もし間違えて違うのもってきたらどうする？」と話題が増えます。

クリスマスの日、4歳の娘と、2歳の息子に購入して読んであげました。
最初、サンタさんがヘリコプターで登場したので、子供たちも驚いていましたが、読み進めると間違いだらけのサンタさんに愛着がわいてきます。
1度読むと“落ち”は分かるのですが、子供達は「ほんとはぶたさんだよ」とか「わにさんなの」と言って競って当てようとするのがかわいらしく、とても面白いです。
クリスマスを過ぎても、ときどき本棚で見つけると「読んで読んで」と2人でせがんできます。
ただ、しかけ絵本なので切り抜き穴があり、興奮した子供が引っ張って破れてしまうことがありました。

クリスマスの夜、寝静まった街にサンタさんがきてプレゼントを配ってくれるお話。
クリスマスが楽しみな長女にはとっても気分を盛り上げてくれる絵本です。
サンタさんがくれるプレゼントは早とちりでどれもちょっと違うんだけど‥
娘は「違うのにね〜」って心配そうに最後まで聞いていましたが、ちょっと違ってももらったプレゼントを嬉しそうに使うみんな。

クリスマスの朝目覚めるのが楽しみになりそうな一冊です。

クリスマスを前に、4歳と2歳の息子と読みました。
サンタさんのイメージづくりもできるし、何より、窓から見えていた光景が次のページでは、あっと驚くものに変わっている仕掛けが楽しいですね。
五味太郎さんの「とうさんまいご」も大好きな息子たちなので、この絵本にもがっちり心をつかまれたようです。

この絵本は、文章での表現は少ないのですが、
子供達が予想していたものと違う絵が次のページに隠れていて、
子供達は、ワクワクしながらページをめくる瞬間を
楽しんでいました。