昔話はもうちょっと渋い絵で読みたい主義なので、いもとさんのかわいらしい絵で描かれたこのシリーズは読むつもりがありませんでした。
でも娘の通う保育園にこのシリーズが揃っていて、ある朝、「これ読んで」と持ってきたのでしぶしぶ(ごめんなさい!)読んでみました。
私も小さい頃から知っているこぶとりじいさんのお話ですが、この絵本は少しマイルドにアレンジしてあるみたい。
悪いおじいさんは意地が悪いわけじゃなくて、邪魔なこぶのせいで機嫌が悪い。
上手に踊れなくてもう一つこぶをくっつけられてしまうのはそのままですが、ラストにはなんと良いおじいさんと一緒に踊る練習をしているのです。
かわいらし絵とあいまって、ほのぼのとした気分で読み終わりました。
私はあれ?っと違和感が残りましたが、小さい子にはこういう方がいいのかな。