せなけいこさんの絵本大好きです。
大人が読んでもかわいくってくすぐられる、シュールでナンセンスなかんじがなんとも。
そうかと思うとはっと考えさせられるテーマがあるお話があったり、本当にどれも素敵です。
さて今回読んだうさぎちゃんシリーズは「うさぎちゃんつきへいく」。
つきへ行ってみたいってうさぎちゃんが言ってたら、宇宙人が聞いていてほんとに連れて行ってくれました。
でも行ってみた月は何の飾りっ気もないし期待していた月のウサギはいないし‥
泣き出すうさぎちゃんに困り果てた宇宙人、なんと忘れ薬でうさぎちゃんの記憶を消してしまい家に帰してしまいます(笑)
この強引なやり方、子供の想像とはかけ離れているであろう月面、そして宇宙人の手が一本だったり二本だったりする姿、たまりません♪
最後のページでうさぎちゃんは月に行った事なんてすっかり忘れて「月に行ってみたいなー」「ぼくも」なんて無邪気に言ってます。
4歳の娘はこのうさぎちゃんのとぼけたページがとってもお気に入り。
なんども繰り返させられます(笑)