「行ってくる!」というので、
「どこに?」と母である私。
「???…お店!」と娘。
100円たんけんを、初めて読んだ後の会話でした。
とにかく「100円を試したい」という気持ちがわいてきたんだそうです。
最近は、商店街のように個店で買い物をするとういうことが少なくなり、
かつ、買い物をするときに「お店の人とおしゃべりする」こともなくなりました。。
スーパーの人に声かけていいのか?わからないし…。。。
大阪で生まれ育った私が子どもの頃は、会話も含めて“お買い物”だったように思います。
「今日は、何がおいしい?」「これなんぼ?」「もう、ひと声!」など。
そこで、子どもの頃の私は、交渉や忖度(笑)を学んだように思います。
娘が「100円を試したい!」という言葉を使ったことにも驚きです。
ぐっと、お金を身近に感じたと同時に、いろいろな「価値」を知ってほしいなぁと思いました。
たくさんのフックが埋まっている本だと思います。
子どものこころをひっかけて、つかんで、離さない…そんなフックがたくさん。
ひとつひとつは、子どもによって違うし、読んだ時のお楽しみ♪
私たち親子は、この本の後に同じ「100円」でお友だち屋をやっているきつねさんの本を読み、新しい「100円」の価値を知ると共に、お友だちについても考えることができました…その次に読んだのは「ふたりはいつも」です。。。