この世で一番大きいものってなんでしょうね?
地球上の生き物で一番大きいシロナガスクジラをビン詰めにしたり、エベレスト山を積み木にしちゃったり、斬新な発想で大きさを比べて、あたかも理解できちゃったような気分になれて嬉しいです。
5歳の息子は話しが進むにつれ、スケールが大きすぎてついて行けず、「むずかしい〜」と挫折しそうになりました。でもポツリと面白いことを言いました。
「太陽は地球のなかにあるんじゃないの?」
‥むむむ、そうきたか。ここが地球ということは知っている息子だから、頭の上にある太陽は地球の一部なんでしょう。
なんだか息子の頭の中を覗けたようで、楽しいひとこまでした。
いくら具体的に書かれていても、大人であっても想像すら追いつかないスケールに、「へぇ〜」って聞き流すだけですが、とにかく大きいんだと感じてくれればいいんですね。
宇宙に興味を持った時にまた読んであげたい作品です。
最後に、「このでっかい宇宙が入っちゃった絵本を持っているパパは、もっとすごいだろう?」と言ったら、そこそこうけていました。5歳には効果ありです。