5.6歳〜とあります。
5歳になったので、買ってみました。
読んでみました。
地球の自転や公転、季節や引力など、基本的なことが、
とってもわかりやすい文章で、
素敵な挿絵で描いてあります。
でも。よく理解できないようなのです。
ピンとこない顔をしています。
そして「もう一回」とリクエストすることがありません。
親の私が思ったことは、
挿絵はかわいらしいけど、
内容はまったくもって理科の教科書だなという印象。
しかも、小学校の4〜5年生くらいで習う内容ではないでしょうか。
実際、自分も、地球が傾いているから季節がある、
と初めて習ったときピンとこなかった。
スケールが壮大すぎて、容易に想像すらできない。
難しいのです。
それを5歳児に読んでいる自分。
なんだか先取り学習をしている教育ママのようで、
ちょっと複雑な気分になりました。
子どもはこれを読んだ半年後、
ドラえもんの探検シリーズやサバイバルシリーズなどの科学漫画を好んで読み始め、この本の内容をすべて理解してしまいました。
息子は科学が大好き。
でも、この本は息子には向いていなかったようです。
辛口でごめんなさい。
幼少期に読む絵本は、
たとえ知識が豊かになる本だったとしても、
まずは、楽しいを最優先にしたいのです。
子どもを本好きに育てたいからです。