だれかから手紙が来て、100階だての家の一番てっぺんまでそれぞれ1階から99階までの住人の家を通りながら会いに行くお話しです。
本がたてに開くことも目新しいですが、それぞれの住人や家の様子がとてもたのしく描かれているので、子供は目をきらきらさせながら見ています。手で階段をなぞりながら、「ここからいくんかな、こんなことしてる!」と興奮しながらの読み聞かせです。
また、この100階建ての家が不思議な家でこのすうーっと現れては消えていってしまうというのも、親子ともどもとても魅力的で、この本を読んでからは出かけたりすると、時々思い出して、こんなとこに100階建てのいえがあるかも・・・といったり、とても心に響いたようです。3歳ぐらいから楽しめる絵本だと思います。