がちょうのペチューニア」 5歳のお子さんに読んだ みんなの声

がちょうのペチューニア 作:ロジャー・デュボワザン
訳:まつおか きょうこ
出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1998年
ISBN:9784572003652
評価スコア 4.31
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  • おマヌケだけれど憎めない

    人気のシリーズのようですが、今まで知らずにいました。おしゃれな色合いで描かれた動物たちがかわいらしく、とても魅力的です。
    がちょうのペチューニアが散歩の途中で本を拾います。本を持っていると賢くなると信じたペチューニアは、いつでも本を小脇に抱えて歩き、自分がどんどん賢くなっていると思い込んでいきます。
    周りの動物たちも、そんな自信満々のペチューニアを見て、本当に賢いと思いはじめ、様々な悩みを相談します。が、そのアドバイスがめちゃくちゃ。歯が痛いうまには、ぜーんぶ抜いちゃえばいいなどと言うし、おんどりのとさかが赤いのはなぜだろう?と話をしていると「お百姓さんがめんどりと区別するために差し込んだんだ。プラスチックでしょうね、おそらく」などと答えています。
    おマヌケだけれど憎めない天然キャラに、私がはまってしまいそう。シリーズの他の本も読みたくなりました。

    投稿日:2012/07/20

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  • 「おやすいごようよ」かしこいがちょうが、みんなの困ったことをどんどん解決していくと思ったら…本を読んで自分はかしこいと思い込んだがちょうがどんどん失敗を繰り返す様子になんだかせつなくなってきました。本は持ってるだけじゃダメなんだ!って当たり前のことに経験を通して気づくところが楽しかったです。

    投稿日:2018/12/03

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  • ごめんなさいは?

    • もゆらさん
    • 50代
    • その他の方
    • 神奈川県

     失敗をしても、失敗をしても、みんなの頼りにされているガチョウさん。
    これはみんなの気持が素直だから。ガチョウさんはみんなのお陰で、頼りにされていることに気付いている。みんな仲間なんだという気持、大切だもの。
     でもここで娘は言う「迷惑かけたんだから、ごめんなさいは?」
    だまそうなんて思ってもいなかったガチョウさん。ごめんなさいより、もっと自分が賢くなって、みんなの役に立つことを選んだご様子。
     失敗の連続は、見ている子どもにも共感できたようだ。デュボアザンの伸びやかなイラストが味わい深い。感謝

    投稿日:2015/01/22

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  • 大笑いしました

    有名なお話なので5歳長女に読ませてみようと思い借りてきました。

    がちょうのペチューニアが本を拾い、「本に親しむものはかしこくなる」と聞いたことを思い出し、本を持ち歩くお話です。本は読んでこそ意味のあるもの。それを持つことと勘違いしてしまったペチューニア。得意になっていくペチューニアの首は、どんどん伸びていくんです。

    ペチューニアを見ていろいろ相談をする動物たち。動物たちがお気の毒になり、5歳長女は何度も大笑いしていました。私もとっても楽しかったです。この絵本とってもおすすめです。

    投稿日:2013/09/16

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  • 無暗に得意になるのは良くないこと

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    1950年の初版の古典的作品で、シリーズとして七巻まであるようです。

    お話は、ペチューニアが草地で本を拾うところから始まります。
    本さえ持っていれば賢いと得意になって、ペチューニアの首はどんどん伸びてしまうのです。
    相談する動物達へのアドバイスも支離滅裂なものなのですが、それがまた楽しい部分でしょう。
    結局、ある事件で得意も賢さも吹き飛んでしまい、首は元の長さに戻ります。

    良かったのは、動物達がペチューニアが賢くないということがわかっても、仲間外れにするということが描かれていないこと。
    そして、ぺチューニアは、本は中身を理解しないといけないことがわかって、勉強を始めます。

    「いつのひか 本当に賢くなれるように−
    そうすれば、きっと皆を幸せにしてあげられるでしょう」
    最後の文章は、心に響くものがあります。

    得意になっていると、しっぺ返しがあるという皮肉が込められたストーリーですが、終わり方が絶妙です。
    直ぐには出来なくても、志を持って望めば出来るようになるという希望を与えてくれる絵本だと思います。

    投稿日:2008/06/07

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