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「めっきらもっきらどおんどん」が好きな6歳息子に読んでみましたが、こちらはちょっと怖かったようで少し不評でした。それでも私としては秀逸な作品だと思うので、五つ星で! カッパの国のお餅を食べたら、人間の世界のことを全部忘れてしまったというのが怖かったらしいです。どんなにカッパの国が楽しくても、やっぱり本当のお父さんお母さんが一番ですもんね。 おっきょちゃんが自分の布人形を見つけ、記憶を取り戻し、泣いてしまうあたりは読んでいてもつらかった。でも、ガータロや家族もいい人(カッパ?)でホッとしました。 最後はめでたしめでたしでしたが、カッパの国のことをすべて忘れてしまっていたのは良かったような寂しいような・・・でもカッパ並みに泳ぎが上手くなったおっきょちゃん、いつかまたガータロたちに出会える日が来るかも・・・ お話は勿論、挿絵も素晴らしく、幻想的な色遣いに大胆な構図、のびやかな動きなど、素敵な作品だと思います。
投稿日:2011/06/03
めっきらもっきらどおんどんでおなじみの、 長谷川摂子さん、降矢奈々さんが描く夏の不思議な物語。 今回の主人公は、おっきょちゃんという女の子。 おっきょちゃんが、かっぱのガータロに、かっぱのお祭りに連れて行ってもらうというものなのですが、 このかっぱの世界がとても幻想的で美しいのです。 最後は、お家が恋しくなり帰ってくるのですが、帰り方にびっくり! 昔話ではないのだけれど、どこか昔話をみているような、不思議な物語。何度も何度も読みたくなるお話です。
投稿日:2020/05/21
「めっきらもっきらどおんどん」が大好きだったので、図書館で見かけて借りました。 不思議な水底の世界に入りこむドキドキ感。 大人の河童にとりかこまれる、ちょっと不安な感じ。 なんといっても、祭りのもちを 「ひとくち たべたら、おとうさんのことをわすれ、 ふたくち たべたら、おかあさんのことをわすれ、 みくち たべたら、みずの そとのことを ぜんぶ、わすれてしまった。」 という場面の不気味さが何とも惹きつけられます。 けれどもガータロをはじめ、河童の家族もまた、あたたかく優しいところがとても良いです。 ガータロとの別れの場面の切なさは、3歳の子にも感じるところがあったようです。 とても不思議で、少し不気味で、それでも温かさがあり、グッと引き込まれる絵本です。すばらしいです。
投稿日:2013/11/17
降矢ななさんの絵だったので選びました。 おっきょちゃんという女の子が川で遊んでいると、かっぱが現れて川の中のお祭りに行こうと誘われ、おっきょちゃんはついて行ってしまいます 。 川の中に居るうちに、お母さんのことを忘れ、お父さんのことを忘れ、川の外のことを全て忘れてしまったおっきょちゃん・・・。 お母さんたちのことを完全に忘れ、かっぱの子として暮らしておるおっきょちゃんを見るとちょっと怖いですね。 かっぱという存在が、人間の敵なのか仲間なのか・・・このあとどうなってしまうのか、ドキドキしながら読みましたが、最後にはちゃんとお母さんの元に戻れてほっとしました。 その戻り方がとてもユニークですね。娘も「ももたろうみたい!」と笑っていました。 お話は結構長めなので、年中さんあたりから小学生くらいにお勧めです。
投稿日:2011/11/14
お祭り、川遊び、きゅうりにすいかと日本の夏が、懐かしい淡い色づかいで描かれています。 河童の子に誘われて、おっきょちゃんは川の中のお祭りに行きます。あまりの楽しさに、水の外のことを忘れてしまったおっきょちゃんは、ある日流れてくる自分の布人形を見つけ、お母さんの所に帰りたくなります。 美しくゆらめき、少し恐ろしくもある水の世界が広がっています。 この絵本を読むと、「あーすいかが食べたい。」といつも娘に言われました。 少し長いお話なので小さな子は寝る前に読むのが良いかも知れません。
投稿日:2011/08/21
小学1年生の夏休みに、息子と読みました。 今年は、7月の3年生のお話会の共通本に決めました。 和のファンタジー作品の中でも秀作だと思います。 おっきょちゃんが、かっぱのガータロに誘われ、かっぱのお祭りに行くために浴衣に着替え、お土産まで持っていくところに良い育ち方をしているんだな〜って思いました。 水の中のお祭りの賑やかさが描かれたページに目を奪われます。 特にみずぶえから出る七色のあぶくっていうのが素敵です。 祭りの餅をもらって食べたおっきょちゃんが、おとうさんおかさあんのことばかりか全部忘れてしまったページにドキリとします。 かっぱの世界の生活に慣れつつも、人間の世界のことを思い出したページで、よかったと思いました。 でも、戻れるのかしら?っていう不安を抱きつつ、親子で読み進めました。 “ちえのすいこさま”が存在感があり、有難い雰囲気を醸し出している絵もすばらしい。 ガータロに導かれ、人間界へ戻るページに息子は興奮していました。 ラストの泳ぎがかっぱそこのけにうまくなっているおっきょちゃんを見て、「あれは夢のお話じゃないんだ」という素敵な余韻を残してくれます。 夏にぜひお薦めしたい長谷川・降矢ワールド作品です。
投稿日:2010/06/28
降矢ななさんの絵に惹かれ読みました。 おっきょちゃんがカッパのガータロに出会いカッパの世界へと・・・ うちの子達は初めのうちは「カッパのお祭りって綺麗で良いな」とか 「ガータロとおっきょちゃんの吹いてるのが欲しいなぁ」なんて 夢の世界で楽しんでいましたが、おっきょちゃんが 人間の世界を思い出してからは、おっきょちゃんは一体 どうなるのだろうと本当にドキドキして聞いてました。 私も不思議な世界に一緒に入り込み読み終わった後は ほっとしました。 とても面白かったです。 年中の下の子もとても楽しんで聞いてました。 ぜひ読んで見て欲しい1冊です。
投稿日:2009/08/03
河童のお祭りに招待されたおっきょちゃん。 河童の世界の食べ物を食べて、お父さんお母さんの事を忘れていく様子にさびしさも感じましたが、最後には思い出してくれて私自身ちょっと安心しました。 6歳の娘は妖怪ものが大好き。 今まで見ていた河童は緑色だったのに、この本では赤い河童が描かれていて不思議がっていました。 最後に人間の世界に帰るおっきょちゃんがスイカの中に入る姿も気に入ったようです。
投稿日:2009/04/20
ごく普通の日常生活から、突然、水の中の世界へと消えてしまったおっきょちゃん。 河童っているわけないじゃん、って思っていたけれど、このお話を読むと、なかなかそうも言い切れません。 なぜか、こういうこともあるかも、と思わせるものがありました。 水の中の河童の世界も、人間の世界と同じように、お母さんがいて、お父さんがいて、子供たちが元気に遊んでいて...とてもほほえましい。 水の中に入った瞬間に、おっきょちゃんは、人間世界のことを忘れ、反対に、人間世界に戻った瞬間に、河童の世界の記憶はなくなります。 でも、どこかにこんな世界もあるのかな、って想像力をかきたてられるお話でした。
投稿日:2008/08/28
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